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ゲームを根拠なしに否定する大人が嫌いだった私が、過去に戻って親に対抗するための資料

~依存とスキルアップを考える~



はじめに

みなさん、人生で一度は親や周囲から「ゲームは悪影響だ」とか「ゲームはやめなさい」と言われたことがありませんか?
根拠もないのに制限されたり否定されたりして、腹が立ちますよね(笑)

本記事では、「ゲームは本当に悪影響なのか?」という視点から、やっていいゲームとやってはいけないゲームの要素を探り、さらに、あえて依存環境に飛び込む「上級者テクニック」としてのメタ認知活用法をご紹介します。加えて、ゲームを通じて得られる、日常生活や仕事で役立つスキルについても詳しく解説します。


ゲーム=悪?と言われる背景

親や周囲の大人が「ゲームはやめなさい」と言う理由の多くは、依存性への懸念であると私は考えます。
タバコやお酒、ギャンブルなどと同様、ゲームにも悪い依存と良い依存の両面があります。

  • 悪い依存: 時間やお金を浪費し、自分でコントロールできなくなる

ここで大切なのは、「コントロールできるかどうか」という点です。自分で制御が効くかどうかが、依存を良い方向にも悪い方向にも分けるポイントになります。


依存を生む3つの要素

では、依存を生むものの共通点をまとめます。
依存状態の背景には、以下の3つの要素が含まれます。

  1. 短期的な快楽が得られる
    すぐに報酬や楽しさを感じられる仕組み。ガチャの当たりやSNSの「いいね」が好例です。

  2. 無限に続く要素
    明確なゴールや終了条件がなく、延々と続けられる。
    MMOやソーシャルゲームのイベントなどが該当します。

  3. コミュニティ要素
    プレイヤー同士の交流が強く、承認欲求や競争心を刺激される。
    オンラインFPSでのチーム戦などが好例です。

これら3要素が組み合わさると、最強の「依存環境」が生まれます。
今やっているゲームが当てはまってるか見直してみてください。


やっている人が多い依存性の高いゲーム

ここで、依存を生む3つの要素をすべて兼ね備えた私の年代で流行りのヤバいゲーム(いい意味含む)たちを挙げてみましょう。

  • 原神 (Genshin Impact)

  • ウマ娘 プリティーダービー

  • ブルーアーカイブ

  • プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク

  • パズル&ドラゴンズ (パズドラ)

  • モンスターストライク (モンスト)

  • 荒野行動

  • PUBG MOBILE

  • Call of Duty: Mobile (CoDモバイル)

  • Apex Legends

  • フォートナイト (Fortnite)

  • クラッシュ・ロワイヤル (Clash Royale)

  • クラクラ (Clash of Clans)

  • デッドバイデイライト (Dead by Daylight Mobile)


依存を引き起こしにくいゲームの特徴

では、依存を引き起こしにくいゲームにはどんな特徴があるでしょうか。
このような4つの共通点が挙げられます。

  • 明確な終了条件がある
    ストーリーやステージクリア型で、無限要素に繋がらない。

  • 購入後に追加課金が不要
    ガチャのようなギャンブル要素や無限要素が排除されている。

  • ソロプレイ主体
    オンライン要素が少なく、コミュニティ依存が発生しにくい。

  • 短期的な快楽に頼らない
    報酬を求める外発的動機より、プレイそのものを楽しむ内発的動機を重視している。


スキルを磨けるゲームのジャンル

ゲームは、楽しむだけでなくスキルを磨くツールにもなり得ます。それぞれのジャンルがもたらすスキルや実生活での活用方法を、具体例とともにご紹介します。

  • パズルゲーム(テトリス、パズドラ等)
    論理的思考力、集中力、タスク処理能力
    効果例: テトリスでの素早いブロック整理や、パズドラのパズル解法は、仕事での効率的なタスク管理に役立ちます。

  • アクションゲーム(スプラトゥーン、マリオ等)
    反射神経、瞬間的判断力、操作精度
    効果例: スプラトゥーンでの素早い攻防やマリオでの障害物回避は、運転やスポーツでの瞬時の判断力に応用できます。

  • シミュレーションゲーム(ファイアーエムブレム、ザ・シムズ等)
    戦略的思考、問題解決能力、経営感覚
    効果例:
    ファイアーエムブレムでは、チェスのような駒の配置と行動計画が求められ、一手先を読む力や戦略的判断力を育てます。ザ・シムズでは生活環境の構築やキャラクター管理を通じて、計画性やリソース配分のスキルを鍛えられます。

  • RPGゲーム(ドラクエ、ポケモン等)
    感情の変化を汲み取る力、創造性、共感力
    効果例: ドラクエの仲間との冒険やポケモンの成長ストーリーは、人間関係の理解や共感力を深めるのに最適です。

  • 音楽ゲーム(太鼓の達人、プロセカ等)
    リズム感、反射神経
    効果例: 太鼓の達人やプロジェクトセカイの正確なタイミング操作は、楽器演奏やリズム運動への応用が可能です。

  • サンドボックスゲーム(マイクラ、テラリア等)
    自由な発想力、自己表現能力、クリエイティブ思考
    効果例: マインクラフトでの建築やテラリアでの世界作りは、創造性を必要とするデザインやアートに繋がります。


上級者テクニック:あえて依存環境を利用する

一方で、あえて依存環境へ飛び込み、特定のスキルを磨くという上級者向けのテクニックも存在します。ここで必要なのが、メタ認知能力です。

ほとんどの人は意識してやるの無理なくらい難易度高いと思うので、メタ認知能力の鍛え方は省きます。鍛えたい方は書籍など購入するといいかもしれません。
これはあくまで私が考えた応用例です。

メタ認知能力とは?

自分自身の行動や心理状態を客観的に捉え、コントロールする力。
「今、自分はどんな目的でこのゲームをしているのか」を常に意識できれば、依存環境を“集中して練習するための道場”に変えられます。

具体的なポイント例

  1. 目的を明確にする

    • 例: 「運転の反射神経を鍛えるためにアクションゲームをやる」

  2. 時間管理を徹底する

    • タイマーを設定し、プレイ時間を守る

  3. 定期的に振り返る

    • どのくらいの成果が出たか、課題は何かを検証する


結論:依存を理解し、上手に付き合うことが大切

ここまで依存のデメリットについて語ってきましたが、正直、依存性のないゲームってつまらないことも多いです(笑)
逆に、依存性のあるゲームの楽しさはめちゃくちゃ分かりますし、みんなとやるオンラインゲームなんてクソ楽しいです。
中学校の春休みをCODに捧げ週間ランキング上位を維持していた悪い実績があるのでよくわかります。

ある程度依存性があるゲームでも、今日紹介した依存要素を頭の隅に置いておくだけで問題ないと思います。自分をコントロールしながら楽しめば、ゲームは悪影響どころか、人生を豊かにしてくれる最高のエンターテイメントになるんです。
実際僕はCODのアクション要素のおかげで、車やバイクの運転が上手くなりました。

また、子供にゲームを制限したり否定するなら、ちゃんと根拠を持って話してあげるべきだと思います。むやみに「やめなさい」じゃなくて、依存要素を理解した上で伝えることで、子供を否定せずにゲームが持つスキルの上達機能を教育にも活かせると思います。

結局、私が言いたいのは「依存をうまく利用することが大事だよ」ということです。ゲームをただの時間つぶしにするんじゃなくて、自分のスキルアップや楽しいコミュニケーションのツールとして活かしていけたら最高ですよね。

依存性低めかつスキルを高める神ゲー「ファイアーエムブレム 風花雪月」

余談でゲーム紹介をさせてください。
今回の記事を書くきっかけとなったのが、「ファイアーエムブレム 風花雪月」というゲームです。このゲームに出会うきっかけは、小学生の頃に遊んだWii版スマブラの人気キャラ「アイク」。そこからFEシリーズに興味を持ち、中学生の時に「FE覚醒」をゲオで購入しました。BGM、ストーリー、キャラクター、ゲーム性…すべてが最高で、その魅力が今でも忘れられません。そして大人になった今、新作の風花雪月をプレイしてその素晴らしさを再確認しました。

このゲームは、プレイヤーがキャラの軍団を率いて、将棋の駒を動かすように戦略を練るシミュレーションRPGです。ただし、駒に個性やストーリー、育成要素が加わったらどうなるでしょう?それが「ファイアーエムブレム」の魅力です。お気に入りのキャラを使い、最高のBGMとともに、ここぞという場面でクリティカルを繰り出してくれる快感は、ソシャゲのSSレアをガチャで当てた瞬間以上の快感です。

さらに、このゲームにはストーリー性が組み合わさっているため、飽きることなく長く楽しめます。戦略的な思考や論理的な判断力が鍛えられ、戦争を題材にした物語を通じて感情的な共感力も高まります。日常生活に役立つスキルを磨くには最適なゲームです。

もし興味を持った方は、ぜひソシャゲで50連ガチャを回す5000円を、このゲームに投資してみてください。こっちのガチャにハズレはありません。最高の体験が、きっとあなたを待っています。

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