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Day-14 今井むつみ著「学びとは何か」からの学び#6

おはようございます。
学びを楽しむ探究人・masamuneです。

今週は、今井むつみ著「学びとは何かー〈探究人〉になるために」を読みながら、「学び」について考察しています。

今日は以下の内容について考えていきたいと思います。

「生きた知識」を自分の力で獲得する

多くの人が無意識に持っている「知識=事実」という知識観が、どれだけ根深い「思い込み」であるか。
本著を読むまで考えもしなかったことだ。

このような知識観と知識を常に再編成を繰り返すダイナミックなシステムとして捉える知識観とでは、目指す思考のあり方や理想とする学びのあり方も全く異なることは想像に難くない。

僕は後者を選択して学びを深めていきたい。

知識観の発達段階

コロンビア大学教授のディアナ・キューンによると、知識観は「絶対主義」→「相対主義」→「評価主義」3つの発達段階をたどるとしている。

著者は「絶対主義」の発達段階について、こういっている。

小学生の多くは、
科学者によって発見された知識が絶対的に正しい事実であると思っていて、知識は常に絶対的に正しいか正しくないかの2色に分けることができ、「正しい知識」は関連付けされずに寄せ集められて世界に存在していると考えている。

今井むつみ著「学びとは何か」p.160を筆者が要約

もう少し発達した段階では、
知識とは人によって解釈されるもの、とわかってくるが、どのように構築される理解していないため、どれもが正しいという「相対主義」に陥ってしまっている、といっている。

もっとも高い水準の発達段階になると、知識は「考え」とは違うことを考えるようになり、科学的知識について理解するようになるそうです。これについては、
「科学的思考」「批判的思考」「直観的思考」について理解を進めることが良さそうなので、明日に続けたいと思います。

㊗️noteを始めて2週間

少しずつ頭の中がスッキリしてきている感覚があり、こういう本の楽しみ方、学びの楽しみ方もあるのか!と、ワクワクが止まりません☺️

今日もお付き合いいただき、ありがとうございました。

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