この星の一等賞になりたいの、おれは
2022年6月27日 月曜日
執着の家に来てから1週間
一晩中話して、「 帰ってほしい。自分が落ち着ける唯一の場所が奪われた 」って言われた朝。
帰って欲しいが為に私の喜ぶ事をするカタチだけの催しが開かれる。(過去タコパ)(交換条件なのでたのしさ半減)
わたしが行きたがっていた
レトロ自販機と海へ レッツゴー ⭐︎⭐︎
朝の7時出発。家を出た瞬間から納期がヤバいと病み出す。ひたすら納期の話をするのでもう帰ろうと言うと無視してひたすらひとりで病む。
駅の近くのレンタカーを借りてくれたので歩いていく。駅が近くなると今度は「みんな出勤だ。遊びに行くひとなんか居ないんだよ。普通のひとは月曜日は働くんだ。みんな頑張ってる」と私への攻撃を始める。
最悪の気分なので帰ろうと言うが向かう。
まあ、帰る気なんてサラサラないんですが、、、
だってわたしの行きたい所だもん \ ヒャッホー /
てな感じで出発 ⭐︎ ⭐︎
しかし、このテンションをブチ下げる地獄の3連続が始まる事をこの時のわたしはまだ知らない。
第一章 〜〜〜〜 記憶 〜〜〜〜〜
とりあえず、朝マックしようってなって
今回わたしが払うわ(気分がいいので)っていざマックに着いたら
今から自販機行くから食べ物はふたりで1つにしよう(これは大賛成)飲みものはカフェオレと桃のフラペチーノでいいよねって勝手に決められて
ハァ?わたし桃が嫌いって数時間前(さっき)話したし、カフェオレも飲めねえんだが?
と、たのしい気持ちが一瞬で冷めて、コイツは何にも覚えてないしわたしの事なんかどうだって良いんだなの体感で感情が死ぬ。
そしたら会計でアレ?さっき払うって言ってなかった?て言われて本当に死んでほしいなと思った。
飲めないんだっけ言ってよ(全ての記憶を失っても覚えておけ)と言われてコンビニでお茶とアイスを買って貰う。そしたら本当に麦茶好きだねとか機嫌取り的外れ知ったかぶりを披露される。最悪。
第二章 〜〜〜〜〜 意識 〜〜〜〜〜
飲み物も揃ったし気を取り直して、いざ出発
朝マック全然好きじゃなかったけど美味しいし
最高じゃんっとたのしいを取り戻したのも束の間
執着がフラペチーノの容器を盛大にぶち撒ける
わたしの足と服と車のシートにかかる
そしたら第一声「こぼれた?車だけは汚さんといてな」
ハァ?おめえがぶち撒けてわたしの服にかかってんだから1番に大丈夫?ごめんねで一刻もはやく拭けよ(車を止めてでもわたしの心配をしろ、ボケ)
わたしよりクルマ、近くのひとより遠くの他人でファック(絵文字使おうとしたらiPhone人差し指しか無いのね)
第三章 〜〜〜〜〜 永遠 〜〜〜〜〜
「この道はいつも混むんだよねえ 〜 」と、
今のところ道中、ひたすらに渋滞、一生渋滞、全然進まない。ただでさえ6時間の制限(レンタカーなので)があるのに朝の通勤時間帯で激混み。ひょえ 〜
本当はレトロ自販機24時間なのでバイクで夜中に行こうって話してたけど、連れて行くから帰れ、帰らないの押し問答をしていたら朝になった。(夜なら渋滞無い)
''' 執着のたび重なる失態と無限に続く渋滞で地獄の様な雰囲気の車内。しかしこれ以上の悪夢が待っていることを二人はまだ知る由もない ,,,
そしてやっと到着 ⭐︎⭐︎⭐︎
念願、レトロ自販機。中古タイヤ市場相模原店
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前に行ったレトロ自販機の10倍くらいある(前行った所3.4台だった)
とりあえず一周、見てまわる。朝早いし平日だから他2組しか居なかった。
昨日食べたらーめんの所のひと(らーめんの鬼)も居て、執着が幼少期よくやった懐かしいと言う(私は見たこともない)古い自販機から最新の冷凍らーめん自販機まで色んな自販機があった。
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麺系とポップコーンとかき氷を食べると決めたわたし。
いざ、ポップコーンにお金入れてボタンを押した瞬間、執着が見てって指を指して、見ると自販機の中にネズミがいる。
悲鳴をあげて騒いでる間にも出来上がりのカウントダウンが刻まれていく。そして出来上がり。凄くいい匂い。
「そりゃ穀物だし、主食だもんね。でも調理部分とネズミが居た所は別部分だから繋がってないかもよ。」と無理矢理言い聞かせる。しんどい。
ポップコーンと同時に隣のたこ焼きのボタンを押した執着はただでさえ潔癖症で行く前から乗り気じゃ無かったのにこれを見てもう食べれないかもと今すぐ帰たそうな顔をしてた(衛生面からたこ焼きは温めるだけだから選んだと言ってた)
もうはやく帰りたいのでいっぺんに買う。
うどんの自販機3台あったけど1番端の天ぷらうどん
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出てきた瞬間からフチ切りいっぱい汁があり、熱いし取り出せない。執着が頑張って取り出してくれた(上の鉄の板で削ぐ様に汁が溢れて手にかかる)
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これを買って並べるまでにたのしみの気持ちを全て持っていかれた。
いざ、実食 ⭐︎⭐︎
うどんはお湯の調節ミスなのか色のついたお湯で味は無い。(地獄)(汁は出た瞬間から溢れてたし削ぐシステムで潔癖症の執着はNG)(箸の袋開いてるやつ沢山あったから注意)
たこ焼きはほのかにソースの香りがするスポンジを食べてる感じ(紙の入れものの中に密閉されたプラスチックの容器に入っていたので衛生面は◎)
ねずみポップコーン、味は安心安定に1番美味しかった。(潔癖執着もずっとポップコーン食べてた)
過酷な状況下で空腹を前にしたら人間は無力。美味しいもの最高(綺麗で美味しいものが1番、今話題の王将じゃ無いんだから)
3つある樽の机で食べれるシステムになっている。
そこでギャーギャー食べてたら、後から来た別々のおじさん2人とも他にもうどんの自販機があるのに激まず端自販機(私たちと同じ所)でうどんを購入して隣の机で食べるが繰り返される×2。
3組並んで激まずうどんを食べる光景にずっと笑うの我慢してた。執着は不味すぎておじさんに話しかけようかと思ったて言ってたし、わたしたちがうどん捨てたらおじさん達も速攻続いて面白かった。(あの時の、、俺たちは、、みんな同じ気持ちの仲間だったよな(青春自販機うどん部))
ポップコーンの塩をうどんに入れたりしたけど私たちの力では救いようが無くてさよならした。ゴミ箱も蝿達が俺たちの縄張りに入って来るんじゃねえぞと言わんばかりに暴れており、暴走族かと思った。
水道があって手を洗うが詰まり気味なので早く洗い終えないと掛け流し温泉になりそうだった。
帰還。やっと車へ戻る。
冷房を効かせてる間、隣のおじさんたち(同志)が続々と帰っていった。
執着はしばらく自販機がトラウマになりそう、ジュースの自販機でも飲み口拭いて飲んだりするのにって言ってた、最悪だけど最高に面白くて楽しかった。
騒いで疲れたのと昨晩寝てないのと食べもの食べて血糖値あがったので爆睡。
着くよって起こされて起きたら鎌倉。
小学生の修学旅行振りの鎌倉
そして海!湘南の海!!!!!!
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毎年テレビで見る湘南の海に来るなんて感激。
鎌倉から海までの道に江ノ電が走ってたり、
わたしのだいすきな映画ピンポンのロケ地らしくて片高がここら辺とか執着が教えてくれた。
今度は、ピンポンロケ地巡りしてえ 〜〜〜
そして、海。念願海。しかしスニーカーで来たし水着も無いので足だけ入水、最高ッ!!!
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透き通ってるし、魚居るし、全身入りたかった。
ひと足先に夏を体感した。
楽しい時間はあっという間。時間がやばいと言われて足を洗って帰ろうとするがシーズンじゃ無いので海の家も無いし足を洗う所がない。とりあえず砂浜を抜けて上にあがろうとするが砂が熱すぎて渡れないから帰れない。終わった。
パパッと砂を払って靴を履いて帰ろうと言ったら前回それをしたら靴から無限に砂が出てきて大変だったから絶対に駄目だと言う執着。
サーファーのひとたちは慣れてるのか灼熱の砂浜を裸足で歩いていた(毎日此処を歩いてたら足の裏の皮膚が天然厚底になり健康診断の時に身長伸びそう)(だからサーファーは背が高くてスラっとしてる人しか居ない説)
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端のほうに家族連れが海水浴して賑わうエリアがあったので行ってみると、屋根付きの簡易休憩スペースがあり、とりあえず足を乾かす。
2人とも足に謎のキラキラが沢山付いていて取れなかった(でも家について足を見たらもう無かった)
水族館を横目に急いで帰る。
水族館も江ノ島も鎌倉もまた行きたい。海の近くに住みたい、サーファーになりたいと思った。
最高。
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弾丸6時間旅行、無事 --- 完 ---
これだけ遊んで帰ってもまだお昼。
朝から動く素晴らしさを体感した。
そしてお昼はスシロー
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執着は普段呑まないビールも呑んで、the休日を思いっきりたのしんだ気がする。たのしかった 〜
帰ったら速攻お風呂入って爆睡
海で思い出したかまいたちのウエットスーツのネタを是非
https://youtu.be/t8r0ojwWLxQ
終わり
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