本は家にある
お出かけの帰り際、手持ちの本を読み終えそうでソワソワする。せっかくテンションが上がって、冷静さも持ち合わせていて、読書にもってこいのコンディションなのに長い帰り道読む本が尽きるかもしれない。勿体無い!!
こうして積み本が放っておかれるのである。乗り換え駅で本屋に入り今すぐ読みたくなるような本を見繕って買っちゃう。次に読もうと思っていた本は家で待っているというのに。
さて、積み本の実態について考える傍ら『兄の殺人者』を読み終わった。続けてディヴァインの小説をもうひとつ読みたい。しかし森見登美彦のエッセイにも没頭したい。あ〜、マトリックスみたいに一瞬で経験を積めれば良いのに!
昨日顔を合わせた女の子や、先日会った男の顔を思い浮かべる。物語をオチを恋愛要素に任せた作品が多い。女の子や男は恋が叶ったばかりで顔が明るく、たくさん喋っていた。あんなに人を有頂天にするなら、物語に頻繁に登場するのもうなづける。
恋愛についての印象を率直に述べようと言う時、どんな言葉を使っても強がりや嫉妬と捉えられそうでモヤモヤする。出会いがまだ無いだけの一言に尽きる。お婆ちゃんになっても初恋が来なかったらまた考えよう。
家にある本たち、リビングのソファに置かせてもらってるものやらなんやらを含めたら、減らしても減らしても本棚におさまらない気がしてきた。引越しが迫っている、本を手放すか今ある本棚を手放し新しくするか、迷うところだ。