企画参加)私の好きな兄弟姉妹の本
参加したい企画を見つけたので滑り込み参加をさせていただきます!
私は三姉妹の長女なもので、昔から自分のアイデンティティは妹たちとともにありました。正直、血液型占いよりも兄弟構成のほうが性格に関わってるよ〜と思っているタイプです。
兄弟については並々ならぬ思いがあるぞ!と思って考えたのですが、パッと思いついた一つ以外はすぐには出てきませんでした。きっと自分は読んでいる時に兄弟のストーリーだと意識していないのかなという発見です。確かに、これは兄弟愛の話だから読もう!みたいなことは普段は思わないかも。
そんな私が今でも印象に残っている好きな本を紹介していきます!
マジック・ツリーハウスシリーズ:メアリー・ポープ・オズボーン
子供向け★★★ ファンタジー★★★
私が兄弟のストーリーと聞いて一番最初に思い浮かんだのはなんとこちら、小学2年生の時に読んでいたマジック・ツリーハウスです。これはお兄ちゃんと妹が魔法のツリーハウスの力で世界中のいろんな場所、いろんな時代を旅して歴史のターニングポイントを目撃します。
思えば今みたいにYoutubeとかInstagramで世界の美しい姿を見ることはなかった小学生の私は、この本から想像の中での世界旅行を始めたのかもしれません。
重力ピエロ:伊坂幸太郎
一気読み★★★ シリアス★★★
過去の出来事に傷を抱えた兄弟が主人公です。ミステリーとされているけれど、圧倒的に家族の物語だと思います。
軽やかに鋭いナイフを扱うのは伊坂幸太郎の小説の持ち味だと思っていて、私はその文体が好きです。この作品は映画化もされているはずですが、小説としての疾走感や伏線を余すところなく感じたいのなら、小説一択。
ベルナのしっぽ:郡司ななえ
愛情★★★ 涙★★★
盲導犬ベルナと家族のものがたりです。これを初めて読んだのは中学生の頃で、でもずっと感動できるお話。
著者の郡司さんご自身のお話で、郡司さんにはお子さんがいらっしゃいます。郡司さんのパートナーであるベルナと、お子さんの支え合う様子は兄弟のようだと思ったのでここに入れました。厳密に兄弟姉妹であることは問わないとのことだったので!
さてさて、紹介してひさびさに振り返った本ばかりだったのでまた読みたくなってしまいました。
興味を持った作品があれば是非読んでみてください!ではまた明日〜