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スペインday3 コルドバ・セビリア(メスキータ、フラメンコ劇場)

ハプニングに見舞われた2日目があけ、3日目は日本人のツアーに参加します。マドリードから南下し、アンダルシア地方の数都市をまわるのです。

集合はアトーチャ駅。アトーチャ駅は植物園があることで有名だそうです。

ツアーに合流すると、マドリード駅の手荷物検査を通過して中に入ります。ここから、まずはコルドバに向かいます。

コルドバの市内まではバスで移動。メスキータやユダヤ人街の見学をするそうです。日本人ツアー参加は久しぶりなのでどきどきです。

バスを降りて歩き出すと、バルセロナとは違う気温にびっくり。めちゃくちゃ暑いのです。

まずはお昼ごはん。レストランに向かう道だけでとても可愛らしい街なのがわかります。

白い壁に、カラフルな色。写真スポットが多いです。

そして、中庭を作る習慣があるそうで、こうやって道から中庭を見ることができます。

レストランは、入ると緑の広がる綺麗な建物でした。

天窓がとっても綺麗です。ランプも天井からぶら下がっていて、装飾に見惚れます。

明るい室内でのランチは、私たちのスペインでの久しぶりにしっかりしたご飯です。2日目は2食しか食べなかったので、とっても楽しみ。

まず、冷製スープ。トマトのスープだそうで、刻まれた玉ねぎの食感が印象的。そしてかなり酸味が強かったです。スペインの名物なんだそうですね。

鶏のローストがメインでした。皮がカリカリで身はやわらかく、スパイスを感じてとても食べやすかったです。

デザートはフルーツポンチでした。久しぶりのごはんでお腹いっぱいです。

大満足で食事を終えて、市内観光を始めます。

また可愛らしい小道を抜けます。直射日光を避けたり、冷たい水を飲んだりするのは必須な気候でした。

メスキータは、モスクの建築とキリスト教の建築が両方見られる建造物だそうです。こちらは、イスラム教のモスク建築なのですが、現在はキリスト教の大聖堂です。

イスラム教勢力に支配された際に作られたモスクだそうですが、キリスト教勢力がコルドバを征服するとキリスト教の礼拝堂として使われ始めたそうで、増築や改修を繰り返したことで様々な時代のふたつの宗教の建築様式が見られるらしいです。

赤と白のアーチが印象的。ここは、もともとあった場所はレンガの組み合わせがされている一方で、増築部分は色を塗っただけだそうです。

宗教に詳しくなくても、この建築が独特であることはわかると思います。部分によって、なんとなく雰囲気が違うのです。

そして、メインの大聖堂はとても美しかったです。聖歌隊の席の方に入って見学することもできます。

聖歌隊席には、きれいな彫刻が施されています。征服した新大陸(ドミニカ共和国など)からの建材を使って作られているのだとか。

メスキータを出て、花の小道を散策。

真夏にはお花が少ないそうですが、それでもカラフルな街並みは歩いていて楽しかったです。

コルドバの観光を終えると、2時間ほど貸切バスに乗ってセビリアという街に移動します。市街のホテルに着いたら少し休憩し、夕食です。

MonTolivo というレストランで夕食を。個人的にはこんなにしっかりしたご飯を何度も食べる旅行は珍しいので、食べきれませんでした。

お野菜の前菜。鰯の塩漬けのようなお魚が乗っています。

メインはサーモンのクリームソース。ふわふわなサーモンとマイルドなソースがおいしかったです。

デザートはケーキでした。これはかなり甘かったです。

そして、せっかくなのでとフラメンコも見ることにしました。ワンドリンクつきの1時間半のショーで、ひとり85ユーロ。

劇場内は座れる席がたくさんありましたが、なんと今回は私たち日本人15人ほどで貸切でした。

こちらも盛り上げないといけないと、かなりのプレッシャー。拍手をするのはもちろん、オーレ!などの掛け声も求められます。

基本的に写真禁止だったのですが、最後の10分ほどだけ写真を撮らせてくれます。フラメンコは足踏みの音がものすごく迫力がありました。喜怒哀楽がすべて表現されるそうで、踊り子さんの表情も豊かでした。

カルメン風の踊りも混ぜてくれて、オペラカルメンを観てみたくなりました。11時までの公演を終えホテルに帰ったのは11時半ほど。3日目も長い1日でした。

4日目はセビリアの観光と、また別の都市に移動します。

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mayu
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