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季節の変わり目に風邪をひき、また愛情を感じる

10月に入ってバリ島からのこのこと帰ってきたら、東京が一気に冬の顔をしていて驚いた。秋はもう少し穏やかな季節じゃなかったか。年々秋服というものを着なくなっていると思っていたけれど、すっかり暖房をつけてもおかしくないほど寒い日がある。

季節の変わり目ですのでお身体に気をつけて。そんな挨拶をしていたら、自分が風邪をひいてしまった。そのせいで中耳炎にまでなって、あれ、わたしってこんなに体が弱かったっけかと、少し呆然と思うほどなのだ。いつもの喉風邪とは違って、ただ右の鼻だけがずるずるとなっているわたしは、恋人とのバリ明けの初対面も用心していた。

何しろわたしは、恋人にコロナを2度うつしている。いわば前科持ちもいいところで、1度はシンガポール帰りのコロナだったものだから、すっかり恋人への病原体運び屋さんとなってしまった。それがちょうど1年ほど前で、この風邪である。

==以下、例の如く惚気ですので悪しからず。

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