デザイン事務所の試み、「はなきん」をスタートしました
デザイン事務所 DSCL Inc. の村上です。
弊社DSCLでは、2024年2月からちょっとした試みをスタートしました。
その名も、「はなす、金曜日」、略して『はなきん』。
内容は、社内のメンバー各自が持ち回りで話題を持ち寄り、会議のレベルには至らない程度のディスカッションを行う定例会を行うこととしました。
このノートでは、その取り組みについて少しまとめてみたいと思います。
「はなきん」
取り決めは、以下のようになっています。
■ 議題はなんでもいい
「自分の知見を共有する場」に限らなくてもいい
「アイデア発散」でもいい
「みんなに質問する場」でもいい
■ 企画者は持ち回り
3ヶ月の期間ごとにに、1人1話題持ち寄る
ファシリテーションも企画者が行う
はなきんの内容に対して、社内でフィードバックする施策をつくる
■ 公開を前提
Youtube公開を前提にして、多少緊張感を持って行う (視聴者なんていないだろうけど)
期待している効果
■ 会社のパーソナルな部分を、少しでも外に届けられたらいいな
一口にデザイン事務所といっても、その実やっていることは千差万別です。「著名なプレイヤーが所属している」「制作分野を明確に絞り込んでいる」などのとっかかりがない限り、なかなか会社の実態や個性を広く伝えることが難しいのが業界全体の現状です。
DSCL Inc. も同様の悩みを持っています。
この悩みを解決する糸口になるかと、思い至ったのが『はなきん』です。
XやnoteでデザインTipsをまとめて発信するような、専門性をアピールする方法もありました。ぶっちゃけ、続けられるならばこの手法の方が仕事にも繋がりやすいでしょう。
ただ、DSCLのウリは、「専門性の高さ」よりも「クライアントと一緒に考える伴奏型」という部分にあります。できるならば、外に発信したいのは"会社の個性・人柄"。我々のパーソナルを伝える方法として選んだのが、『はなきん』という方法だった訳です。
■ ボトムアップに繋がればいいな
デザイン事業のあるあるとして、先輩デザイナーがディレクターとして立ち、クライアントとの関係を深め、その繋がりから仕事を広げていくという理想の流れがよく見られます。
しかし、これには悩ましい側面もあります。先輩デザイナーのキャラクターが案件を生むため、案件が属人化し、後輩デザイナーが自身をアピールするチャンスが減っていく傾向も生まれます。
『はなきん』で行いたいのは、DSCL全体の人柄が伝わること。ひいては、弊社内の後輩デザイナーたちにもスポットライトが当たる瞬間がつくれると嬉しいと思っています。
■ 繋がりが広がっていくといいな
ゆくゆくは『はなきん』にゲストをご招待できるようになったら、嬉しいと考えています。
もともとDSCLでは、『はなきん』の前身にあたる社内の取り組みとして「社内勉強会」を催していました。かれこれ5年程度続いている取り組みで、社にとっては大事なイベントですが、いかんせん閉鎖的でした。
『はなきん』へとアップデートしたことで、社会との接点になれば、より面白いことも起きるだろうと期待しています。
公開はこちらで!
ということで、Youtubeにアップしたのがこちらになります。
手探り感が満載な動画となっていますが、定期的にアップを続けてみようと思いますので、是非応援していただければと思います。
また、DSCLでは、noteにも力を入れていこうと思っています。
こちらも、興味があれば覗いてみていただければ幸いです。