前世と恋とわたし①
※これは半年前に出会い、おそらくお互いにひとめぼれだったとある人との関係における考察と次の恋に進むための余白を見出すための文章であり、個人の感情整理のために書かれたものです。それはそうと読んでいただけるのは嬉しい…
過去世が視えるひと(数人)に視てもらった話とそのフィードバックなど
・出逢い~魂としての意識が目覚めるまで
出会う直前、わたしってここ、この世界に"在る"だけで、周りの出来事も全部"在る"だけだし、わたしの世界に必要なもの全部"在る"んだよなぁっていう謎の感覚に浸っていて、すごく穏やかで温かい愛みたいなもののなかをゆらゆら漂うような感覚が数日続いていました。
初めて会った日、あっ好きになるかもな、と思いました。最初に会って数人で自己紹介をする間、ひとりだけ何度も目が合って、でもそれに気づいてないように何度もそっと目を逸らしながら。
偶然一緒に帰った日の夜、自分が生まれた瞬間の夢を見て、生まれる前、この人とずっと一緒だったな、って唐突に思いました。
自分って本当は魂で、地球にやってきただけで、別の場所に本当の居場所みたいなやさしいところがあったこととか、昔の記憶で思い出せないことも、思い出せないだけで忘れてはいないっていうことも思い出した。(こういう経験をした人なら分かるかもしれないけど、こういう魂関連の出来事は時間が経ったらその次元とか周波数のこと忘れちゃうから、今はもう残されたメモでしかそのときのこと分からないです…夢を忘れちゃうのもその一環だと思っている)
彼の魂が懐かしくて嬉しくて、それから度々彼のエネルギーが入ってくる感覚がすごく心地よくて、夢の中で魂を重ねるような甘くて愛しい感覚。大好きでした。
・その人との前世、もしくは感覚としてなぜか身に残っている自分自身何かよく分からない感情とか感覚について。
①ある人が言うには、私と彼は戦時中(太平洋戦争、日本)に生き別れた恋人だったらしい。
そう言い切ったある人は、彼、飛行機とか好きでしょ?と私に尋ねて、私は うーんそういう話したことないです。と答えた。
(残念ながら私たちは自分の好きなものを話すような関係ではなかった。お互いのこと好きなんだろうなと分かりつつも、全然距離を縮められなかったので。多分自分の自信のなさとか、恋愛経験の少なさとか、出会った関係性とか、相手を大事にしすぎるとか、そういう諸々が積み重なったことが原因ではある。)
でもその後帰ってからふと彼のLINEのアイコンを見ると、飛行場で飛行機が飛び立っていく様子が表示されていました。
前から私はその写真を見るたびにいつもなぜか切ない気持ちになっていて、それをアイコンにしている彼に対しても寂しさを感じていました。
聞いた話によると彼は前世、特攻隊員で、私はそれで彼を喪っているらしい。
今の彼と共通のコミュニティが終わることになったとき、それがとても恐くて、もう二度と会えなくなるんじゃないか、とか、でももう彼から離れて生きていかないといけないとか、なんかそういう自分でも分からないくらいの悲しさと絶望と諦めと寂しさが込み上げてきて、それで1、2週間くらい延々と泣いていた時期がありました。朝、目が覚めるとなぜか泣いている。みたいな「君の名は」的なそういうよく分からん現象を実体験した感じで……。
多分潜在意識のあれこれの影響だと思うんですけど、本当に何も覚えていないのに、感情だけ出てくるみたいな感じで、当時は何事?!って我ながら不思議でした。
その時期の睡眠時間も結構日によって差があって、強烈な寂しさで夜中目が覚めたり、逆に何かがすごくすごく恋しくて(?)休みの日、丸2日寝てしまうみたいな日もあり…
そのときに永遠の別れじゃあるまいし、と電話越しに親に呆れられ心配されたのですが、自分でもなんでそんなに悲しいのかがわかっていなくて、その前世の話をされたときに、なるほど、だからこんなに悲しかったのか、ととても納得させられました。
自分のものだと思っていた感情は、やはり自分そのもののの感情とは少し違っていたため、やはりかつてのわたしの名残によるものだったのかなと思います。
私は小さい頃から戦争の話がものすごく苦手で、少しでもその関連の文字を見るとその日その悪夢を見るレベルでトラウマになっていました。
でも、その話を聞いてから妙に自分の中で腑に落ちて、そっか、だから苦手だったんだって思ってから、なぜか前ほどの苦手意識がなくなったのです。
だって彼はいまも元気だし、だから大丈夫なんだなって。前すごく悲しい別れ方をしたけど、それでも魂は魂として生まれ変われるから、もう大丈夫なんだ。いま一緒にこの世を生きてくれていることが私は何よりすごく嬉しいって。
②に続く》