インド出張 バンガロール編 2023/10/26-30
出張でバンガロールへ行ってきました。仕事での海外出張は、20-30代の時はノリノリで行っていたのですが、今回は飛行機に長時間乗る事や朝から晩まで仕事モードなのが嫌だなー。。。大好きなインドでも嫌だなー、と気が重かったのですが、そこはインド。出張の足枷を取り除いてくれるくらいの、最高のおもてなしをしてくれました。
バンガロール(正式名所はベンガル―ルだそうです)はインドのシリコンバレーと呼ばれているだけあって、私がいつも行くコインバトールの山奥のグルクラムや聖地として有名なリシケーシとは全く違う、若くて活気の溢れる大都市でした。
とにかくショッピングモールが多い。乱立している感じです。そして、それぞれのモールの規模もアメリカンサイズで、日本の地方のイオンモールよりも大きい感じ。週末は若者や家族連れで混んでいるので、インドの購買力がうかがえます。
そして、街中にはバーやカフェが沢山。
同僚とご飯を食べていたので、毎日殆んど外食でした。カフェやバーでももちろんヴェジタリアンの食事が食べられるのですが、味が濃く、辛く、玉ねぎやガーリックが入っていることが多いので、毎日は食べられないな、と思いました。やっぱりグルクラムやアシュラムのSattvaなごはんが一番。
ちなみに現地で駐在している会社の人たち3人は辛いものが食べられないらしく、インドの食事=辛い、とインプットがされており、現地の食べ物を全く食べない主義の方たちでした。朝食に出るイドゥリーやサンバルも食べたことがないらしく、マクドナルドのハンバーガーや西洋人が食べるバーの食事を毎日食べていました。辛くないインド料理も沢山あるので、それらを紹介しておきました。
インドに居ればインドの伝統文化(イドゥリーやサンバル。。。だけではなく神様やヴェーダの教え)が知れるわけではないという事を痛感しました。
なので、その人たちとお寺周りをしてみたり、グルクラムにも行ってみました。初めは一緒に行くつもりはなかったのですが、週末はいつもホテルでYouTubeを見ているらしいので、是非ご一緒に、という事で。どれも初めての体験だったらしく、いろいろなことに驚いているようでした。
Swami Sakshatkrtananda jiにご紹介頂いた、マイソールのグルクラムに行ってきました。マイソールはバンガロールから車で2時間程度。道路も整っていて、日曜日の朝だったので、それほど渋滞もありませんでした。
インドはこれからどんどん成長していく国なので、日本の企業も沢山参入していっています。現地でインドのために働く人たちが、もっと伝統文化に触れる機会があり、きちんと伝統文化を理解したうえで事業や商品の開発、そしてインドの人たちと一緒に働ける環境が整っていけばいいのにな、と思いました。
日本の企業が現地の人たちと働くと、どこか上から目線で、植民地時代の統治のようになってしまうのではないでしょうか。
植民地の経験があるインド人は、服従的な態度を取ることが多い(マダムと言ってきたり)のですが、そんなの誰だって嫌に決まってます。
これから、が感じられる活気のあるバンガロール。資本主義で西洋的な発展ではなく、インドらしい全てとの調和がもたらせるような発展が進むといいですね。
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おまけ
明日からは北米(NY&SF)への出張です。外食の日々が続くと思うと気が重いので、ハナマルキわかめ味噌汁(ヴィーガン仕様)を大量に持っていきます。