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オープン社内報#7プロラボホールディングス佐々木会長
はじめに
6月27日と28日に株式会社プロラボホールディングス本社にて佐々木会長のお話をお聞きする機会をいただいた。
セミナーの表題としては「プロラボ流カウンセラー育成塾」だった。
この2日間八戸での仕事を休んで、交通費や宿泊費をかけてのセミナー参加に迷いがなかったといえば嘘になる。そんな気持ちを一瞬で吹き飛ばしていただいたのが、第1部の佐々木会長による「100億円市場を作るブランディング経営」だった。本当に素敵な2日間を用意して下さった佐々木会長をはじめとしたプロラボの関係者の皆さんとワークを一緒に行って下さった他の企業の皆様、そしていつも支えてくれているCOCOZOスタッフの皆さん本当にありがとうございました。
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色々なエピソードを伺って感じたことは、どんなに順調そうに見える企業も順風満帆ということはなく、苦悩のタイミングや乗り越え難い試練をなん度も乗り越えているものだなと改めて感じた。特に遊佐先会長のユーモアを感じたエピソード「借金苦はファスティングより効く、、、」だった。笑
一時毎月の返済が大変で毎晩、鍛高譚を2本飲んで寝るという生活を送られていたそうで、当時は飲まなきゃやっていけないほどの精神状態だったそうだ。そんな危機も持ち前の行動力でなんとか乗り越え今がある。と笑いながお話ししていた佐々木会長に改めて特大の尊敬と感謝をいたします。
100億円市場を作るブランディング経営
外部流出厳禁の部分も多くあったので、そこまで詳しく内容をお伝えすることはできないのだが、とにかく自分の頭の中を整理し書き残しておきたいので、noteに書き残しておく。
私自身経営者としてまだまだ足りていない部分がたくさんあるのだが、特に印象に残った3つの内容を紹介する。
その前に大前提の理念経営、ブランディング経営について触れておく。
理念経営〜ブランディング経営〜
ブランディング経営の真髄とは
一つの仕事に集中して、 他社が追随できないレベルまで 深く深く掘って抜きん出ること
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目的・理念・存在意義が最も重要度が高く、そこに付随してビジョンがある。目的ありきの目標設定でなければ目標を達成した途端目的を失ってしまい燃え尽きてしまうなんて事態もあり得る。
ここでいうブランディングとは何かというと、ブランド=価値・らしさを社内外に向けて発信し、人の脳に蓄積させていくということだ。佐々木会長は会社の規模に関わらず、会社が小規模の段階から毎月プレスリリースをしていて、社内外に広く活動をアピールしてきた。
そうすることで人の心に違いをつくり印象に残るということを、実現してきている。また、ブランディングを構築する要素を磨くことで、社内外に向けて一貫性を持たせ、際立たせる効果がある。
五感を通じて印象に残す意識でどこまでもこだわる。
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いよいよここから私が特に印象に残った3つの内容を紹介していく。
クリエイティブにはとにかくこだわる
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特に驚いたエピソードを紹介する。
佐々木会長は直営のお店や会社だけでなく、FC店や関連事業のHPを毎日自らチェックをし、常にブラッシュアップをかけ続けていらっしゃるようなのだ、その数は50やそこらでは効かないくらいの数あるらしい。私自身、自社のHPは見様見真似ではあるが、こだわって作り込んできた。
しかし、毎日インサイトのチェックに止まっていて、中身のブラッシュアップをしていない。まずそこに大きな反省をしている。作って終わりではなく、どこまでいっても、細部にこだわりブラッシュアップを、し続けるその姿勢、本当に頭があがらない。
1番化戦略
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闇雲な戦略で勝負に出るのではなく、著名な経営者の方々が語るのと同じように、一番になれるところでプロラボさんも勝負している。港区についてとことんリサーチをして、一番効果的な場所に広告を出したり、下記のようにカテゴリに工夫を持っていたりする。健康食品業界→インナービューティー業界ハーブティー業界→目的別ブレンドハーブティーこのように強引にでも勝てる特定のカテゴリーを見つけ出し一番を目指してブランディングしていく。そして他の追随を許さないくらいそのことを深掘りしていく。それこそがプロラボ流の一番化戦略なのだ。
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深く穴を掘れ
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とにかく一貫して一つのことにこだわり抜いて磨いていく、自分に優位なように解釈をしてより深く思考を巡らせていく。その過程で力を入れているのは徹底した他社の研究のようだ。
下記のようなマトリクスを使ったりしながら徹底的に他者を研究し自社の強みをより磨いていくことを繰り返し行う。
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佐々木会長自身も銀座でコンセプトサロンを始めた当初、手が空いている時間は他者のサロンに何度も足を運び、カウンセリングの仕方などを体験し自社に活かせるところはないか日々研究をしていたようだ。当時中年男性が1人でサロン巡りをしていたことから、多少話題になっていたのはなんとも変わった経営者という感じがするエピソードだ。
まとめ
今回のセミナーの中で自社において活かせることは山ほどあるのだが、なんとしてもすぐに取り入れなくてはいけないものは、自社における哲学Bookだ。プロラボさんにはプロラボスタンダードという130ページほどもある本が社員全員に配布されていて、それを元に月2回ほど朝に自由参加で理念研修を行なっているそうで、うちも見様見真似で取り入れていくとここに宣言します。
これができることで価値観の定着と文化の醸造が格段にしやすくなるだろうと思う。誰しもが仕事の内容や職場環境をより良くしたいと思って行動しているはずで、代表とスタッフ間でその行動への良し悪しにズレがあるのだとすれば、それは価値観の違いなのだろう。
全スタッフが同じ目的のもと同じビジョンに向かっていれば、それぞれ目標は違えど、同じ方向に向かっているのだ。そんな中で切磋琢磨し、ブラッシュアップし続け、作り上げていくのが理想の会社だと思う。
最後にプロラボさんの第21期 経営計画発表会の動画をシェアあして終わりにします。こんな会社を作り上げていきたいと強く思いました。
2日間本当にありがとうございました。