鬱で休職5ヶ月目③抗鬱薬SSRIを独断で減薬スタート
鬱になった私はエスシタロプラムというSSRIの抗鬱薬を処方され服用していた。1日の容量は以下の通り。
2月 0mg(予約待ちで精神科に行けず)
3月〜4月 5mg
4月〜4月半ば 7,5mg
4月半ば〜5月10日 10mg
5月10日〜20日 5mg
5月20日〜現在 2,5mgを3日に一度、4日に一度、5日に一度と少しずつ減らす
有名な精神科YouTubeチャンネルの益田祐介ドクターによると、抗鬱薬は約3割の人が効かず、難治性鬱病となるらしい。私はその3割の効かない人に入っていると思う。
10mgが規定量で最大20mgまで増やせる薬だったはず。5mgは少なすぎるよと女主治医Pにも言われた。
でも副作用の不眠がキツ過ぎて、規定の10mg飲めたのは3週間位。
最初の3ヶ月間は生きる屍だったけど、5月に入るとムクリと起き上がり、椅子に座っていられるようになった。軽い運動や長い散歩も時々できるようになり、Noteに文章書いたり絵を描いたりし始めた。急性期と言われる鬱の激しい時期を乗り越えた模様。めでたい。
勝手に薬やめたら絶対にダメだそうだけど、飲む前はあんなに良く寝れたのに、生まれて初めての睡眠障害になってしまったから悩んだ。入眠障害、中途覚醒、早期覚醒だっけ、10mgにした以降は特にそのフルコースが毎晩現れ、正味2〜4時間しか寝れなかった。
睡眠薬をたまに飲んだけど、すぐ効かなくなるので怖くて余り飲めなかった。
睡眠大好きな私はここ数年Apple Watchを着けて寝ていて、アプリで睡眠時間や質を記録している。ちなみにこのアプリ有料版を使っています。
https://www.honknowblog.com/entry/autosleep
服薬以降明らかに睡眠の質が落ちている。
2月は事件直後でさえも毎日のようにたっぷりと8時間眠っている(解離性障害のおかげ)。心拍数がしっかり下がり、中途覚醒なく深く長く眠れ、かなり良いスコア。アプリのグラフは毎日青か緑で優秀な睡眠の質と量を示していた。
なのに服用開始した3月から、グラフは真っ赤でボロボロ。アプリ内の睡眠バンクに借金が増えていく一方。
しかも薬を飲んでからの私は、あっという間に喜怒哀楽と一切の欲、物事への関心がなくなった。全てどうでもいい。
誰にも会わなくても平気。好きだったショッピングも旅行も、可愛いカフェ巡りも、全て面倒でどうでもよくなった。お金は減らないけど、ささやかな楽しみが何もなくなった。
睡眠と抗鬱薬、どちらが効果的なんだろうか?
私は睡眠の方が大事に思えた。脳の回復って睡眠が一番じゃないかな。不眠は嫌だ、とにかくシラフに戻りたい。失敗したらまた飲み始めればいいやと、減薬を始め、ついにこの1週間は6〜7時間眠れるようになった。嬉しい。不眠の症状は消えた。このまま断薬できそう。