#9 patagonia "Spoonbill Cap"
こんにちは。無地キャップマニアです。
普段はアメリカ古着を取り扱う古着屋で働いています。
毎日身に付けたい最高な無地キャップの"カタチ"を追究中。
今回載せきれなかった画像は、instagramにて公開中です。
https://instagram.com/muji_cap
第9回目は、
patagonia(パタゴニア)
2000's "Spoonbill Cap"
についてお話しさせていただきます。
(ブランド patagoniaについては後半に記載します)
patagonia
"Spoonbill Cap"
【詳細】
リリース年 : 2000年
色 : ブラック
素材 : ナイロン100%
サイズ表記 : Mサイズ
つば部分(バイザー)の長さ : 8.7cm
つば部分(バイザー)の幅 : 20.5cm
被る部分(クラウン)の深さ : 10.5cm
被る部分(クラウン)の内周 : 最小約51cm/最大約59cm
古着で手に入れた2000年製のパタゴニアのスプーンビルキャップです。
スプーンビルキャップとは・・・ヘサラギ(鳥)の特徴である、シャモジ状のくちばしをイメージした形から名付けられています。
(画像引用 : 日本の野鳥識別図鑑)
ヘサラギを英訳するとSpoonbill。
アウトドアブランドらしい、自然を意識した名前の付け方ですね!
素材は薄手のナイロン生地でツルッとした肌触り。
柔らかいつば芯のため、カバンに丸めて入れて持ち運ぶことも可能です。
キャップの内側部分はスウェット素材で柔らかく、長時間被っても肌が痛くなりません。
ランニング・サイクリング・登山などのアウトドアシーンで活躍できる1着です。
◎被る部分(クラウン)の内周を比較してみよう!
今回の"Spoonbill Cap"は、今まで調べてきた中でクラウンの内周が1番小さいキャップです。
そこで今回は、
クラウンの内周によって、見え方がどのように変化するのかを追究していきます。
比較対象として、今までの投稿の中からクラウンの深さがほぼ同じ
#3 rajabrooke "ANOK CAP"
と比較させていただきます。
・Spoonbill Cap クラウンの内周 : 最小約51cm/最大約59cm
・ANOK CAP クラウンの内周 : 最小約53cm/最大約65cm
画像で比較してみると、
ANOK CAPの方が、全体的にひと回り大きく見える印象です。
実際に被り比べてみると、
Spoonbill Capは、素材がピンと張って窮屈そうな印象。
ANOK CAPは、余裕を持って被っている印象に見えます。
そのため同じ5パネルキャップでも、ANOK CAPの方がスマートに見え、被りやすい"カタチ"でした。
では、なぜ#3 "ANOK CAP"の方がスマートな印象になるのか・・・・・・
"ANOK CAP"のクラウンの最大内周は約65cm。
僕自身の頭囲は58cmのため、その分アジャスターにて余裕を持って調整可能です。
対して、
Spoonbill Capのクラウンの最大内周は約59cm。
頭囲58cmに比べて差は1cmしかありません。
そのため生地が突っ張り、顔が大きく見えてしまうことが分かりました!
以上のことから、
・クラウンの内周によって、見え方が変わる
・クラウンの最大内周と自分の頭囲のバランスによって、生地の張り具合が変わる
この2点を知ることができました!
※補足
今回追究したpatagonia "Spoonbill Cap"は、Mサイズのキャップでした。
他にもL・XLサイズのスプーンビルキャップも存在するため、次回手に入れるチャンスがあれば、今回の内周以外の部分にも注目して比較したいと思います。
【被ってみて気に入ったポイント】
・薄手のナイロンでアウトドアシーンで使える
・内側はスウェット素材で柔らかい質感
・ロングビルで日除けにもなる
被ってみるとこんな感じ!
身長 : 171cm
頭囲 : 58cm (メンズLサイズ)
◎ブランドについて
今回紹介したpatagoniaとは・・・?
patagonia
https://instagram.com/patagoniajp
1957年設立。
1970年、アメリカのカルフォルニア州にて『patagonia』へ改名し、スタート。
環境保全に力を入れるグリーンビジネスの先駆者、米アウトドアウェア・ブランド。
「私たちは、故郷である地球を救うためにビジネスを営む」
をコンセプトにしています。
第9回目、いかがでしたでしょうか?
最後までご覧いただきありがとうございました。
ぜひ次回もお楽しみに!