大きい病院に行ってきました
前回までのお話はコチラ↓↓↓
紹介状を持って大きい病院へ。
また瞳孔を開くことになるかもしれないので、旦那さんが付き添ってくれることに。
「予約時間の30分前に受付を」と言われていたので、それに従う。
紹介状と予約票、健康保険証を渡し10分ほどすると「これを持って眼科受付へ」との指示。
「眼科では名前ではなく番号で呼ばれます」(その番号は467、深い意味はない)。
番号で呼ばれるといえば……
Dreamin' (デケデーン)
いつぅからぁか〜♪
番号だけでぇ♪
呼ばぁれぇ♪
(デデデデデン デデデデデン)
と懐かしのBOØWY(Dreamin')を同時に口ずさむ夫婦。
(いや笑い事じゃねえんだけど、とかなんとか言いながら)
眼科受付からは、割とすぐに番号を呼んでいただく。
眼科へ行くと定番と思われる検査をいくつか(気球とかC見るやつとか)。
そのあと暗い部屋にて検査をひとつ。
(赤いビーム直線が縦横斜めに動くけど、真ん中の黒い点見といて〜、みたいなやつ)
「次は診察なので外待合でお待ちください」と言われて待つこと1時間。
大きい病院だから……と思って待つ。
付き添いの旦那さんは、隣に控えるタリーズコーヒーでモーニング。
(いいな、いいな。アタシもコーヒー飲みたいな)
目の前に「白内障手術紹介動画」が延々流れており、全編覚えてしまいそうな勢い。流石に痺れを切らし受付のお姉さんに問い合わせてみたら秒で診察に呼ばれた。
落ち着け、アタシ。冷静に。
「えーっと、手術ですねー」チャラい口調の若い兄ちゃん先生。
(付き添いの旦那さんと目で合図するほど)
手術ありきで話が進んでいきそうだったので慌てて経緯を説明する。
「手術しないと治らない。うちでは手術できないから大きい病院で診てもらえ」的なことを言われて来ただけだと。
「なるほどですねー」
(実際、こう言ったかどうか記憶は定かではないが終始こんな調子の喋り)
「てか、同じTシャツっすねー」
(我々夫婦、お揃いのTシャツだった)
「あ、え、まあ……」
「あの、できれば手術したくないんですけど」
「えー!そうなんっすかー、こっちも手術したくない人の手術したくないっすよー」
笑い出す兄ちゃん先生。
(なんか嫌な感じ)
「手術してもきちんと見えるようになるまで半年から1年かかるとかだったら今すぐ手術する意味ないなとも思うし。手術怖いし。それだったらコンタクトの度数を上げて様子を見たいんです」
「度数上げても無理っすね」
(あくまで、こんな感じの言い方)
黄斑上膜の検査結果を見せられるがアタシは裸眼のため全く見えない。
代わりに旦那さんが「ほー、ふむふむ、なるほど」と納得。
あるべき“窪み“が左眼にはないのだと。
この病気については、度数を上げたからなんとかなるものではないと再度説明される。
「今アタシは右-6.50、左-6.00でコンタクト処方してもらってるんですけど、左に右のコンタクト入れてみたら若干マシな気がするんで、その処方してもらえたらなと思うんですが、それはダメなんでしょうか?」食い下がるアタシ。
「うちはコンタクト扱ってないんで〜」
「じゃあ、かかりつけ医の方でお願いしたらいいってことですよね?」
見え方についての感覚は個人差があり、その方が(度数を上げてみる方が)いいと言うのなら、手術を強制するものではない。そんな緊急事態ではない。
状況が悪化した時に検討すればいいのでは?ということになった。
結局、ネットで検索して知り得た情報以上の納得感はなかった。検査の種類が増えただけ。どないやねん。「手術するって決めてから来いや」とでも言いたいのか。
(あ、まさにそういうこと?それならあの紹介状書いた臨時の先生の勇み足ともいえるのか?)
「この紹介状書いたの〇〇先生じゃないんっすね〜」
「あ、臨時の先生みたいです」
「〇〇先生には、これで流しときますから〜」
流すって何を?メールってことか?と思いつつ「はーい」と診察室を後にする。