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あの素晴らしいかかりつけ医へもう一度

前回までのお話はコチラ
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また瞳孔開くことになると思っていたので仕事は休んでいた。
この際、この足で「かかりつけ医」に行こうではないか、と車を走らせる。
ほんとのこと言うと、この眼科へ行くのは3回目(かかりつけ医と言えるのかい?)。初回も前回も院長が不在だった。

某ショッピングモールにある某コンタクト専門店併設の某眼科へ。
(某が多いな)

一昨日、視力検査などを担当してくれた女性スタッフの方に経緯を説明し、なんとかコンタクトレンズの処方箋を出して欲しい旨を伝える。
「瞳孔開いてないですよね?」
「はい、開いてないです」
(なんちゅう会話や🤣)

先日会えなかった院長がいらっしゃるとのこと。ああ、やっと会えるよ、ホンモノの先生。
あの臨時の先生も悪くなかったけど、人の話聞いてくれなさすぎで強制的に「大きい病院行き」を命じられたから。

「大きい病院」から直行してきたこと、チャラ兄ちゃん先生との会話などをブワーッと喋るアタシの言葉を遮ることなく「うんうん」と聴いてくれる。
(おお!これぞ求めていた「かかりつけ医」である)

「手術してもきちんと見えるようになるまで半年から1年かかるとかだったら今すぐ手術する意味ないなとも思うし。手術怖いし。それだったらコンタクトの度数を上げて様子を見たいんです」

「大きい病院に行って来ました」より

「今アタシは右-6.50、左-6.00でコンタクト処方してもらってるんですけど、左に右のコンタクト入れてみたら若干マシな気がするんで、その処方してもらえたらなと思うんですが、それはダメなんでしょうか?」

「大きい病院に行って来ました」より


「手術はしないことにしたっていうことですね。それで、向こうの先生から何か預かってはいないですか?」

「あ、『流す』って言うてました。なんのことかわからんけど。メールとかですかね?」

「そうですか、わかりました。メールは届いてないようですが大丈夫ですよ」

手術しないと治らないのはわかっているがすぐに決められないこと。でも現状では仕事にも支障があるので苦肉の策として左のコンタクトの度数を上げたいこと。この二点を力説するアタシ。

かかりつけ医は(初めて会ったけど)、手術を勧めるにあたっての医師の葛藤についても話してくれた。治療法が手術しかないが、予後については個人差がありすぎるので患者さんにとってのベストを探っていくしかないのだと。

近視が強いのと長期にわたってコンタクト人生を歩んできたアタシの場合、手術はおすすめだとも言われた。
白内障の手術も同時に行われるので裸眼の視力が回復するから。なんならコンタクトなし生活に戻れる。ただし、手元は見えにくいので眼鏡(老眼鏡?)をかけるようになるかも、とのこと。
「向こうの先生から聞いたかもしれませんが」(いえ、一切聞いておりません)

それを聞いて「え?そーなん?それやったら……」と一瞬思った。
(多分、表情にも出ていたと思う。パーッと明るくなったもん、気分が)
でもでもでもでも今日すぐには決められない。少し様子みていいかとお願いする。

「もちろんです。じゃあ今日は処方箋出しておきますね」

なんということでしょう。これぞ「北風と太陽」効果!
(そんな呼び方あるんか?)

手術してもいいかな?
ほんのちょっとだけ頭をよぎった。

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