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ワタクシ生まれて初めて瞳孔を開きました
コンタクトレンズの種類変えたからかな。なんかぼやけるんよな、最近。度数上げてもらおうかな。軽い気持ちで眼科を受診。
定番の視力検査で衝撃を受ける。左目が変だ。Cが踊ってる。大きいCと小さいCが重なって見える。度数を上げてもらっても見え方が良くならない。
「このままではコンタクトの処方箋出せません。瞳孔を開く検査をすることになると思います。車の運転できませんが大丈夫ですか?」
ど、瞳孔を開くとは?瞳孔が開くときは死ぬときじゃないのか?オーマイガー😱
心の中で大騒ぎしつつ「はい、電車なので大丈夫です」とクールに答える。
なんのこたーない「瞳孔を開く目薬」を投入されるだけのことだった(ホッ)。目薬投入後、15分ぐらい経過。「眼の写真を撮ります」とのこと。苦手なやつ。眼つぶっちゃうやつ。撮影後さらに15分ほど待ってから診察。
診断結果は……
黄斑上膜(おうはんじょうまく)
なんですか?ソレ
黄斑上膜(おうはんじょうまく)とは
網膜上膜、網膜前膜、黄斑前膜などともよばれ、黄斑部の網膜の表面に膜様(まくよう)組織が形成される疾患です。膜様組織の収縮により網膜自体にも皺襞(しわ)ができます。原因は不明(特発性)で加齢に伴って形成されるものが多い(50~70歳代に多い)です。
眼科学教室
症状は?
早期には自覚症状はなく、人間ドックなどで偶然発見されることも珍しくありません。進行すると、網膜にシワができるために、物が歪んで見え(変視症)、視力低下が生じます。特発性の場合には進行が緩徐(かんじょ)であることが多く、数ヶ月から数年の経過でゆっくりと進行していきます
眼科学教室
治療法は?
点眼や内服薬で有効なものはありません。自覚症状が軽度の場合には経過観察を行います。病態が進行し、変視症が強くなる、視力が低下するといった症状が顕著になれば硝子体(しょうしたい)手術を行います。眼球内の硝子体を除去した上で、網膜表面に存在する膜様組織を小さな鑷子(せっし=ピンセット)で除去します。
眼科学教室
(なるほど加齢による、ね😏)
「セロハンフィルムみたいなのをペラッと剥がすだけの簡単な手術ですよ」
サラッと医者は言うが、聞いただけで気持ち悪くなってきた。
(きょ、きょわいよー)
「とりあえず、度数上げて様子見るとかできないもんですかねー」と逃げ道を探るが「度数上げても見え方は変わらないので」アッサリ却下。
「紹介状出すので大きい病院で診てもらってください」
大きい病院……。
また白い巨塔にお世話になるのか……。