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とにかくキレられない話

キレるってなんだ?
キレる若者なんて言葉もありましたけど、つまり、なんだ?
究極的に、それがよくわかっていないのかもしれません。

ひとまず、ここでは激高するとか、カッとなるとか、そういう使い方をしていると思っていただきたいです。
さて、それで、キレられない件なんですが。
生きてればたまには、なかなかの勢いで起こっている人を見かけるわけです。
理由はさまざま。
そんなことで?という動機の人もいれば、そりゃ仕方ない、という理由の人もいる。

怒りの感情、それ自体は自然なものです。
怒りを失ったまま生きるのは、それはそれで、いかがなものなのかなというのは、以前の記事でも書いたことがあります。
私もただの人間ですから、怒ることはあります。
新人教育の場ではそれを失した、とこれまた以前書きましたが、それ以外では割とよくカリカリしていることもあるのです。想定外の残業とかね。

でもキレるかっていうと、そうじゃない。

いや、もちろん残業する度にキレてたら毎日キレなきゃいけないので、そういうことではないのですが。
内心、(これはキレていいやつだ)と思っても、言葉と態度に反映されることがないのですよね。
そういうとき、実は自分の中ではかなり怒っているんです。
でも、言葉としては


「ハハーーン、あのさぁ〜〜〜いや〜〜〜〜〜〜困る〜〜〜〜〜」

みたいなよく分からない形となって発信されてしまいます。冗談か?いや、本人はいたって本気です。
傍目には、怒ってんのか?という判断にすら困るレベルだとは思います。

自分自身、決しておとなしい性格とは言い切れないのですが、単にこういうことに関して気弱なのかもしれません。
昨今、キレても大概いい事なんてないわけなんですけれども、感情の発露がこう、上手くいかなくて自分の中にわだかまりがあるのは、どうも健全な気もしない、わけです。

今日はそんな、愚痴みたいなぼやき。

「私はかなり怒ってますよ!」の立て札が欲しい気分。



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