朝の〇〇でメンタル強化
本日も教師や保護者の方に有益な情報お伝えします。
朝起きるとなぜか体が重い。やる気が出ない。そんな経験はありませんか?
なぜそのような状態になるかと言うと、脳と体が上手に繋がっていなから目覚めが悪くなっているのです。
現代では「超ストレス社会」と言われる程、大人だけでなく、子供も多くのストレスを感じています。
実際に、多くの子どもが不登校ぎみであったり、無気力であったりという話はよく聞きます。
原因は、様々な要因が複雑に関連しあっており、すぐには解決はしづらいかもしれません。
生まれてくるストレスにより、体調不良やメンタルに悪い影響を与えてきます。だからこそ、自分でそのストレスを解消する方法を知っていれば生活にゆとりをもてると思います。
では、ストレスを解消する方法はないのか。
それは、運動をすることです。
運動をすると多くのメリットがあります。
・脳の活性化
・血流アップ
・交感神経・副交感神経のバランスが整い、夜はぐっすり眠れる
・運動の習慣化
・基礎代謝がアップ
今回お話しするのは
「メンタルの強化」です。
具体的には
・うつ病に対して大きな予防・治療
・ ストレス、疲労感に強くなる
・ポジティブな気持ちになれる
・幸せホルモンの増加
などがあります。(国立がん研究センターより)
その方法が
「朝の運動20分」です。
なぜ、運動が良いといわれるかというと、運動をすることで、「セロトニン」の生成量が増えるからです。これまでは、「前向きに考えよう」「プラス思考で考えよう」など精神論だけで子どもに関わることが多かったと思います。しかし、最近の脳科学の研究からメンタルの部分は脳内の伝達物質が大きくかかわっていることが分かってきたそうです。その一つとして「セロトニン」があるのです。
セロトニンとは人の気分を大きく左右する神経物質です。よく「幸せホルモン」とも呼ばれています。これは脳内の神経伝達物質であり、セロトニンの生成量が増えると楽しくなったり、幸せな気分になったり、前向きな気分になったりします。逆に減ると、不安になったり、暗い気分になったり、イライラが高まったりします。
すると、ストレスに対しての耐性が低くなり、精神の状態も悪くなります。だからこそ、メンタルの維持や向上にはセロトニンの生成量を増やすことが必須になってきます。
そのセロトニンの生成量を増やすための1つの行動として、「朝の運動20分」があります。前回お伝えしたように朝、20分間歩くことが効果的です。ストレスに負けない、メンタル強化には非常にお手軽な行動の1つではないでしょうか。
1つだけ注意点として、
「20分~30分程度で行うこと」
理由としては運動の5分後にセロトニンの濃度が高まってきます。20分程度で濃度はピークに達します。30分を超す運動になると、幸せ感より疲労感の方が強く残ってします。目的に合わせてですが、やりすぎにはご注意ください。
それではまた。