希望の唄-続・くだらない唄/BUMP OF CHICKEN(B)
『FLAME VEIN』に収録された「くだらない唄」の続編となる曲。
久しぶりに故郷に戻り思い出の場所に立つと、あの頃から自分だけが変わってしまったかの様に感じる。そこで大人になってしまった事で落として来たものの重さに呆然とし、自死すら頭を過ぎるほど絶望してしまう……
曲の後半で、そんなショッキングでセンシティブな内容の歌詞が出てくるので、ザワザワしてしまう人も多いのではないだろうか。
けれども、変わってしまったと思った自分がロープを掴み台に乗った瞬間に流した涙で、まだあの日と同じ気持ちで朝日を迎える事が出来るのだと気がつく。
あの頃と同じ様に朝日に向かって手が振れる。変わったのは外見だけで、中身はあの頃のまままた歩きだせると。
そんな絶望が希望に変わる唄。
(said B)
said Aの「続・くだらない唄」レビューはコチラ