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死にもの狂い-続・くだらない唄/BUMP OF CHICKEN(A)
日々が回るにつれて、当たり前だけど私たちは、かつての自分から変化している。それに気づいたとしても、何とも思わずに通り過ぎてしまう。この物語は、変化に気づき、立ち止まってしまった男の話。
彼は事実を受け止めきれない様子で、これまでを廻る。零れ落ちていく様々な思いの全てから「一体なぜこうなってしまったのか?」という後悔の念が漂う。音はどんよりとしていて、今にも雨が降ってきそうな、鉛色の空を思わせる。ここまでリリースされていた楽曲の中では、飛び抜けて暗く、失意が渦巻く。
そんな打ちひしがれそうな中、ギリギリになりながらも、死に物狂いで探している。今の自分の根幹たる、かつての自分を求めて必死に。
(said A)
said Bによる「続・くだらない唄」のレビューはコチラ