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無限のモノサシ-グングニル/BUMP OF CHICKEN(A)
人はそれぞれのモノサシに基づいて色々なコトを判断していて、計れなくなったモノは異質で不明瞭に見えてくる。
小さい頃に立てた目標地点を目指し、なりふり構わずに向っていく行為は、時間の経過と共に、モノサシが振り切れてしまうことが多い。そのため、周囲からの声や自分自身の移ろいによって、姿勢を崩してしまいそうになる。そんな不穏な空気を吹き飛ばすように、曲は怒涛の勢いで駆けていく。
自分たちの音楽を聴いた人の記憶に刻んでやろう。という気持ちが溢れんばかりのサウンドを穿ち続ける。それが絶対に出来ると信じて疑わない姿は、無限のモノサシを持っているように思えて、自身も引っ張ってくれる。先導の唄。
(said A)
said Bによる「グングニル」のレビューはコチラ