色あせぬ恋。支えあう幸せを味わうジンライム

#創作大賞2023
#スキしてみて
#ほろ酔い文学
#カクテル

休日出勤は、いつもより疲れる。

朝、貴女の 「行ってきます！」 に
寝ぼけ眼で「気を付けて・・」
抱きしめて キッス は、 ありがた迷惑だろうけれど、

せめて笑顔で送り出し、ゼリーではない
頑張るエネルギーを、贈りたかったと後悔した。

だから、

貴女が帰ってくるときは、
テレビを消し、
優しく手を差し出して、お帰りなさい を伝えよう。

「一日、頑張ってよかった」
「そばにいてくれる人がいるって幸せ」

そんな安心を、持ってもらえたら嬉しい。

そのために、せめて、おいしいコーヒーを準備しよう。
それが、朝寝坊の、僕のささやかなお詫びの気持ち。
そして、もし、チャンスがあれば「ジンライム」をすすめよう。
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カクテル「ジンライム」には、色あせぬ恋 という意味があるという。

嬉しい時。寂しい時。楽しい時。苦しい時。
貴女は、いつも僕を支えてくれる。本当に嬉しい。

貴女と出会ってからの毎日。
それは、僕の人生にようやく訪れた、最も幸福な時間。
そして、その思いは、これからもずっと続いていく。決して色あせない。

ジンライムは、ベースとなるジン。注ぐライムにより、味が大きく変化する意外と難しいカクテルではないか。と私は思う。
思いやりと信頼を、築けるかどうか。そんな意味があるのかもしれない。