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【散歩・両国】友人「トリプルズボン」が泊まりに来た

友人、通称「トリプルズボン」が僕の家に泊まりに来ていたので一緒に散歩しました。トリプルズボンはかなりの冷え性で、冬は大体しもやけに苦しんでいます。そんな彼は冬になるとズボンの上にズボンを履くのですが、いよいよ耐えられなくなった時にタイツを履いて3枚の布で足を守り始めます。そこから「トリプルズボン」という呼び名が生まれました。


トリプルズボンが両国国技館を見たいと言い出したので、大江戸線に乗って両国まで行きました。両国はめったに行かないので僕は何も案内できません。とりあえず地上に出て、でかい建物を探して歩いてみようということになりました。早速地上からスタートです。

良い感じの道があったので歩いてみることにします。この看板、本文とふりがなが微妙に離れている気がします。気まずい関係なのかもしれません。

両国は意外と暗いですね。でも暗さのわりに人通りは多い気がします。

現在休館中の江戸東京博物館の壁にいました。工事中の看板ってかなり低姿勢ですよね。いえいえ全然いいですよ、と言いたくなるくらいには謙虚です。必要な工事なのに。

アパホテル&リゾート両国駅タワー

道が終わった先にでかすぎるアパホテルがありました。四角い窓に丸い枠が描かれていて、なんとなく宇宙船のように見えます。トリプルズボンは「鳥の巣みたいで嫌だ」と言っていました。

道の終わりに謎の柵が設置されていました。そう簡単には通さないぜ、という感じでしょうか。

こちらは自転車専用なんですかね。僕は自転車に乗らないので分かりませんが、トリプルズボンは「テトリスだ」と言っていました。僕はこんな形のテトリスは無かったと思うのですが、調べるのが面倒だったので返事はしていません。

蔵前方面に帰る際、かなりクリスマスな道を見つけました。学校の花壇にイルミネーションが施されていたので、おそらく私立なのだと思います。ちょうど位置的にスカイツリーまで通じる道のように見えてファンタジックでした。

蔵前橋を渡ります。

隅田川は夏になるとたくさんの色鮮やかな屋形船が通るので、見ていて楽しい河川の一つです。

橋の欄干に力士のアートがありました。知らなかった。

蔵前橋を渡り切りました。ついに台東区です。

注意喚起の看板がありました。なんかラップみたいです。声に出して読みたい標語ですね。

漢字と漢字に挟まれてタンクが窮屈そうです。

LIONの本社ビルにやって来ました。僕が東京に来たばかりの頃は、誰もが知るような大企業の本社ビルがそこかしこにあって、見つけるたびにいちいちテンションが上がったのを覚えています。

下水道局がありました。両手を大きく広げて立ちふさがっています。かなり腕が長い。トリプルズボンはこの彼のズボンを見て「丈が足りていない」と心配していました。

隣には親切にも子供向けにひらがなの看板も設置してありました。エクスクラメーションマークの勢いがあって良い感じです。 

トリプルズボンがトイレに行きたいと言うので蔵前駅から電車に乗って帰ろうと思います。トリプルズボンは冷え性なのでトイレが近いのが悩みなのですが、最近は改善の兆しがあるそうです。

帰り際、顔がテープで隠された横断禁止標識がありました。これを見て「東京は怖すぎる」と言いながら、トリプルズボンはトイレへ走っていきました。結局、両国国技館には行っていません。

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