見出し画像

【散歩・御徒町】ラブホテルは名前が大事なのに

年明け、神戸にいる大学の教授に会うため、手土産を買いに松坂屋上野店へ行った。1階の和菓子・洋菓子フロアはモロゾフやらモンロワールやら、とらやの羊羹やら充実していてありがたい。ただ、松坂屋がある御徒町は治安が良くないのであまり出向かない。しかし、わざわざ大江戸線に乗ってやって来たのだし、周辺を散歩することにした。

御徒町は上野と秋葉原の間にある街で、毎日多くの観光客がアメ横商店街にひしめき合っている。そんな御徒町は、治安があまり良くない。というか心底悪い。とある宝石問屋が強盗に襲われた事件も記憶に新しいが、この御徒町近辺は万引きなどの犯罪が頻発するエリアだという。キャバクラや風俗店、ラブホテルなども密集し、あらゆる愛欲にまみれた人間が行き交ういやらしいストリートが大集合している。

そんな御徒町を散歩しているときに出会ったのがこのラブホテルだ。

王冠が輝いているね


プリンセス1世。ルパン3世でも3世なのに、人名に1世って付けるか?と思って調べたら「エリザベス1世」がいた。初代なら胸張って「私がエリザベスだぜ」くらい言い切っても良いのでは。そんなカスみたいなことを考えつつ横を通り過ぎようとして、あることに気付いた。


王冠が立体的だ


側面のプリンセスの「セ」の電気が切れて「プリンス1世」になっている。「セ」があるのとないのとでは大違いだ。そう、セックスだけにね。


と、何も上手くない最悪なことを考えつつ、1人寒空の下をぽちぽち歩いて大江戸線に乗り、今年も1人でよく頑張ったと上野御徒町駅で売っていたわらび餅を買って帰った。手土産はユーハイムのバウムクーヘンにしたが、ユーハイムは神戸の会社なので年始早々詫びなければならない。

いいなと思ったら応援しよう!

B面
いただいたチップはヘルニアを治す腰サポーター代に使わせていただきます。

この記事が参加している募集