苦みやわらぐ。抱えて食べたい「梅とツナのゴーヤサラダ」
ゴーヤが安くなってきたので、いそいそと苦味を補給。暑い季節にゴーヤの苦味が沁みる、沁みる。
チャンプルーよりも登場回数が多い、梅とツナのゴーヤサラダ。
砂糖と塩で下処理することで苦味をやわらげ、
梅とツナ、白だしで味をつけたわしわし抱えて食べたい夏っぽサラダです。
梅とツナのゴーヤサラダ
ゴーヤは大きめを1本、種とワタをとって250g程度でしたが、量はざっくりで大丈夫です。
イボに傷がなくシャキッとしたものを選びたいところですが、今年の夏の暑さはゴーヤにとっても過酷らしく、どこのお店もぐったりとしたゴーヤばかり…
袋入りの室内売りがあれば迷わず買いです。
作り方
①ゴーヤの下準備
ゴーヤは縦半分に切って両端を落とし、スプーンで種とワタを取り除きます。
白い部分に苦味が多いのでしっかり削り取れば苦味がやわらぎますが、多少苦くてこそゴーヤなので、ほどほどに。
3〜4mm厚さの薄切りにします。
厚すぎると苦味が強く感じられる(気がする)ので、あまり厚すぎない方がよいでしょう。
A【塩と砂糖各小さじ1/2】を全体にまぶし、軽く揉んでそのまま10分置きます。
ワタがついていた白い部分がやや緑色になり、全体がしっとりしたら次の工程へ。
表面についた塩と砂糖を水でさっと流します。そのまま絞るとややしょっぱくなるので、さっと水で流しています。
ゴーヤを潰さないよう包むようにやさしく水分を取ります。
水気が残っていると味が薄まるので、ここだけはちょっとていねいに(と言いつつゴーヤの下処理だけで長尺を使ってしまった)
②ほかの材料を準備する
紫玉ねぎはなるべく薄くスライスします。彩りのためなので、なければ普通の玉ねぎでも。辛味が気になればあらかじめ水にさらしてください。
スライサーは22年愛用のベンリナー。とにかくこの子がいないと料理のテンションが上がらない、本当に優秀な道具です。
ツナは軽くオイルを切っておきます。カロリーを抑えたければ水煮を使っても大丈夫です。
③調味料を混ぜ、ゴーヤを和える
B【白だし(大さじ1杯半)、酢、オリーブオイル (各大さじ1)、砂糖、おろししょうが(各小さじ1)】を白っぽくなるまでよく混ぜます。
白だしは「ヤマキの割烹白だし」を使用。メーカーによって塩分が異なるので、おおよその目安にしてください。
加熱せず食べるときのしょうがは生のものをすりおろして使っています。
ゴーヤ、ツナ、紫玉ねぎを入れて全体に和えます。
すぐに食べてばシャキシャキ、冷蔵庫で冷やせばゴーヤがしんなりして、それはそれでおいしくいただけます。
たいがいの野菜が一年中味わえる便利な時代だけど、ゴーヤは暑い夏だけのお楽しみ。
ツナの旨味と梅のさっぱり味、白だしのおいしさに助けられ、とにかくゴーヤがわしわし進みます。
ぜひ作ってみてくださいね!