大阪のおばちゃん言葉「知らんけど」は今や渋谷のギャルの流行語らしい・・・使い方間違ってることが多いと大阪出身のコピーライターが嘆いています!
こんにちは、マイナンバーカードを更新してホッとしてるDJムッチーです。
以前、僕の事務所でコピー書いてて、東京で仕事をすることにした大阪出身の(当時は若い)女性がいました。彼女から久しぶりに連絡が来て、仕事で大阪に来ると言うので、昔の仲間が集まって食事することになりました。
彼女が言うことには、東京の広告業界には大阪出身の女性が意外と多いとのことです。
大阪出身の女性クリエーターが集ると、よく話題にのぼるのが「知らんけど」という言葉なんだとか・・・・
「知らんけど」は、2022年のユーキャン新語・流行語大賞のトップ10に入った言葉。この賞に入賞した言葉の特徴ですぐに姿を消すだろうと思いきや、去年ギャル雑誌eggが行った「egg流行語大賞2024」の3位に件の「知らんけど」がノミネートされたそうです。
今の時代2年も認知され続けるのは凄いことですよね・・・でも、使い方を間違っいる場合が多くて、言葉を扱う仕事の彼女には、カンに障ってしょうがないらしいです・・・・(笑)
東京の若い人はこんな風に使うらしいです
「ランチはカレーなんてどうかな?・・知らんけど」
「今日は先に帰っていいですか・・知らんけど」
「今日は、まだ水曜・・知らんけど」
これは、良くないですね・・・・言葉が悪い発展を遂げています。
「知らんけど」を知らないんですね
元は「よお知らんけど(良く知らないけれど)」
他人との距離を笑いで縮める大阪では、当世話題のネタをおしゃべりでいじくって、笑おうとします。でも、ネタの核心までは知らない時に、「よお知らんけど(良く知らないけれど)」と前置きして話し始めたのが、「知らんけど」のルーツで、この言葉にはかなりの歴史があります。
それを気が急いたおばちゃんは、前置きを端折って話し始めて、最後に「知らんけど」を付け足したのですね・・・
「しらんけど」は実は慎重な姿勢なんですよね・・・それを知ってる大阪出身者は、脈略もなく接尾語の様に「しらんけど」を使うのが気に入らないのでしょう。
「なんちゃって」とか「ってか?」に近いかじtも
彼女は、せめて身近な関東人には関西のニュアンスを教えたいらしく、適当な言葉はないかと聞かれたので、1975年頃に流行った「なんちゃって」やら、ひょうきん族で鶴太郎さんが良く使ってた「ってか?」が近いんじゃないかなって応えましたが、なんとなく違和感が残ります。
「なんちゃって!」は、端からいい加減な内容であること前提のイメージがありますよね。
「俺は空手をやってた、通信教育で・・・なんちゃって」みたいな感じ。
「ってか?」は、話の内容が空疎で自虐っぽいイメージがあります。
「なんで、俺が課長になれないの!ってか?」みたいな感じかな??
「知らんけど」ものつ慎重な姿勢は伝わらないですよね・・・
適当な言葉を探すうちにお酒も進んで、彼女の妙な東京弁の方が、カンに障ると言う話になって、この話は終わってしまいました。
noteは、言葉に一過言ある方が多いと思います。
どなたか、「知らんけど」のニュアンスを、関西以外の人々に伝える、よい言葉を教えてください・・・よろしくお願いします。
それでは、今日はこの辺で失礼します・・・
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