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「潤(ルン)=run」とは中国人の海外脱出の事らしいよ!中国内が不安で日本に移住する中国人が急増中!・・ガチ中華は彼らの受け皿だったのです!

こんにちは、なんとか年が越せそうなDJムッチーです。

先日友人と食事をする機会があって、今日はその時に聞いた話をします。
彼は、神戸にある中華同文学校という華僑の子女向けの学校を出て、大学は神戸の甲南大学を卒業し、今は東京を拠点に活動する紳士です。
神戸には、華僑と言われる中国にルーツを持つ人が沢山住んでおられます。
彼は老華僑といわれる古くから日本で暮らす中国出身者の子孫です。彼の父親たち老華僑に対して1980年代の改革開放を機に留学や出稼ぎ、就職などの目的で日本に渡ってきた中国人のことを新華僑と言います。

彼によると、最近「新・新華僑」と呼ばれる人々が2020年以降、爆発的に増えているというのです。
理由は、コロナ禍での上海ロックダウンが契機となって、先行きの不透明な経済状況や「共同富裕」と言う政府スローガンによる新興産業への締め付け。雇用問題による世相の乱れにたいする治安維持活動などで、もう中国にはいられないとい機運が、富裕層や知識人の間で広がっているからです。

この中国脱出の行動を隠語で「潤(ルン)」と言うのだそうです。中国語の「潤」の発音記号は英語の「run」と同じつづりであることから、原義の「潤う」と英語のrun(逃げる)でダブルミーニングとなっていて、お金を稼ぐ(潤う)ために海外で働くというだけでなく、国内の状況悪化に伴い海外へ逃げ出すという意味があるスラングです。最近は、富裕層のみならず中間層の間でも「潤」はホットなトピックになっているようです。

「経営・管理ビザ」の発給緩和

富裕層の中国脱出組に特に人気なのが、外国人企業経営者向けの在留資格「経営・管理ビザ」です。法務省が発表する在留外国人統計によると、日本でこのビザを保有する中国人は2022年6月に約1.4万人だったのが、2023年6月は約1.8万人になりました。比率で22%増というのは、これまでにない急な増え方なのだそうです。

「経営・管理ビザ」は外国人が日本で起業するための在留資格を得られるビザなのですが、各新聞が2022年に「外国人の企業誘致へ要件緩和 出資金なしで2年滞在可能」と報じ、2024年度にはさらに要件が緩和される見込みなのだそうで、このビザの取得者の約半数を、中国人が占めているのだそうです。

富裕層・著名人も続々「潤」

都市のタワーマンションを「爆買い」して話題になったり、インターナショナルスクールに子どもを入れたりと、中国人富裕層や、言論や表現の自由を求める知識人・文化人が、中国を離れ、日本に移り住むケースが増えてきているのだそうです。
彼らの特徴は、「先進国日本への憧れ」を持っていないことです。この点は、多くの日本人が未だに錯覚していることではないかと思います。
とにかく、日本は安全で、コストパフォーマンスが高いのだそうです。

アリババ創業者のジャック・マー(馬雲)氏がボディーガードを引き連れて歩く姿は都内のあちこちで目撃されていて、「銀座の高級中華料理店にいた」「神保町で見かけた」などの投稿がSNSに踊っていました。彼が2023年に東京大学の東京カレッジ客員教授に就任したこと記憶に新しいですね。
中国映画にも多数出演している香港の有名俳優数人も日本に居住しているといわれる。経済界、芸能界、作家、ジャーナリストなど、文化分野でも日本への移住者は増えているといいます。

彼らの中でも、とくに経済界、芸能界の人々は、日本に「潤」したことを公表していないのが特徴です。「中国が嫌で日本に逃げてきた」と中国政府に思われないように注意深く行動していて、メディアへの露出を極端に嫌いうといいます。彼らは日本に拠点を持ってもじっとしておらず、しばしば中国や欧米などに出かけて、回遊魚のように生活している。
不安と隣り合わせに生活しているのですね・・日本人で良かった!

日本の中に中国ができる

日本に移住してきたばかりの中国人は、「日本には移民国家のイメージはないが、意外に入りやすい。ただ移民に関連する情報を希望者自身で収集するのは難しく、独自の情報源が必要だ」と語っています。
新しいビジネスが生まれそうな気もしてきますね。こんなこと百田尚樹さんが聞いたら激怒しそうです・・・・

最近、メディアで注目されているのが「ガチ中華」。これらのお店は、日本人を対象にしたお店ではなく、「潤」してきた富裕層や中間層の胃袋を養うために営業を開始したお店ばかりなのです。
面白いことに、こうしたガチ中華の店の経営者は、中国にいたときには飲食店の経験がなかった人も多いのだそうです。近年来日した中国人の多くが「経営・管理」の在留資格者で、その主なビジネスは貿易、不動産仲介、民宿、飲食店などで、中でも飲食店が最も多いそうです。言葉も通じない異国の日本に移住し、未経験の「飲食店」という仕事にチャレンジするのは、「経営・管理」の在留資格を活かしやすく、比較的小資本で簡単に開始できるからなのでしょうね。
大阪にも、ガチ中華のお店があって、食べに行ったことがありますが、僕は日本の中華料理の方が美味しいと思いました。
(大阪・東心斎橋の大成閣の中華料理が一番おいしいと思います!)

老華僑の子息の友人は、新・新華僑の人たちのマナーの悪さに閉口しているとこぼしていました。
大陸の中国人は、お金持ちほど偉そうで、横柄なのだそうです・・いわゆる洗練されていない田舎者と言ったところでしょう。
日本人とのビジネスでは、かなり苦労するだろうと、心配していました。
まだ、首都圏と大阪圏でしか見かけない新・新華僑の人達ですが、日本中にネットワークを張るのは、そんなに遠い先ではない様な気がします。
その次は、印僑かな・・・・・

それでは、今日はこの辺で失礼します。
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DJムッチーでした。


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