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教員不足が叫ばれる中、教員のなり手不足も深刻です!学校というシステムと教師という仕事を考えなおす時なのかもしれませんね・・⁈

こんにちは、寿司かステーキかと聞かれたら寿司を選ぶDJムッチーです。

教員が不足しているという話をよく耳にしますが、今年の教員採用試験では合格しても辞退する人が相次いで、12の自治体が追加募集するそうです。
追加募集する自治体は、北海道、神奈川県、新潟県、石川県、兵庫県、香川県、高知県、佐賀県、大分県、宮崎県、札幌市、川崎市となっています。
けっこう偏りなく存在するみたいですね。

僕の出身高校は、教師志望の人が多くて、その人たちはみんな勉強が良くできる人だったように記憶しています。。外見は別にして(笑)
担任の教師曰く、「教師という仕事は男女平等が非常に進んでいる職業!」ということでした。当時は、男女雇用機会均等法の施行以前ですから、先生はそう言う風に仕事の魅力を話されたのでしょうが、生徒の僕らは何のことやら良く分りませんでした。
大人になって教師になった友人たちと同窓会などで話して感じることは、「教養高い雰囲気は持っているけど、なんて見識が狭くて幼い考え方の人たちなの!」と言うものです。これは、僕だけではなく同窓の皆が感じていることみたいでした。
ちなみに友人の僕への感想は「いつまで高校生みたいに夢見てるねん!」でした・・・何が悪い!・・・すみません🙇‍♂️

教員採用試験合格辞退

武田邦彦先生が大嫌いなNHKさんが、受験者の減少や試験に合格しても辞退する人が相次いでいることなどを理由に、あわせて12の道と県、市で経験者などの条件を設けずに、追加募集で採用試験を行ったことが分かったそうです。このうち半数近くは今年初めて追加で募集をしたそうですが、中には、2年続けて受験者がいない教科が出た自治体もあったそうです。
文部科学省は受験機会を増やすために、大学3年生のうちに教員採用試験の一部を受けられるようすることなどを各自治体に要請しているそうですが、7割以上の50の自治体が既に行っているのだそうんです。

例えば高知県。今年6月に130人程度を採用する計画で小学校教員の採用試験を行い、547人が受験しました。高知県教育委員会では、あらかじめ一定の辞退者を見越して平成以降で最も多い、293人を合格としましたが、辞退者が相次ぎ、これまでに7割以上の209人が辞退したということです。
これって、滑り止め大学にありがちな傾向と似ていますよね。やはりZ世代の若者は就職試験も大学受験と同じ感覚なのですね。ということは、教師になってもすぐにやめてしまう人も多いのか調べてみました。

東京都では、2023年度に採用された公立学校の新任教員の1年以内の離職率は4.9%で、過去10年で最も高くなっています。これは、教師全体の離職率が約1%であることを考えると、新規採用教師の離職率は約5倍に跳ね上がっていることになります。やはり、条件や休暇で仕事を選んでいるのでしょう。自分の使命と思えるものを仕事にしようよ・・・Zたちよ!
教員採用側も、生成が良くても使命感が無い受験者と、成績が少しぐらい悪くても使命感溢れる受験者を見分けられるようにしないといけませんね。
そして成績が悪いなら悪いなりに、教育するシステムも用意するべきです。

体当たりの使命感が必要な仕事です・・だから、社会のサポートが必要なんです

社会全体で子育て、教師育ちです

教員の激務は、各メディアの情報番組が思い出したように年に何回か特集を組んでいますね。今の教師の仕事量は、バブルの頃の会社員と同じ量です。
バブルの頃は景気が良かったと、うらやむ人が沢山いますけど、あの頃の忙しさは半端じゃなかったです。その後一般企業が、生産性の向上を図り今の職場があるのですが、おそらく学校の現場には、生産性という概念が浸透しなかったのですね。

これからは、社会全体で子供を育てるという概念を学校に導入して、先生以外も学校でパフォーマンスするようになるべきです。
教師は授業に専念してもらって、社会から適性のある経験者を教育の現場に入れるべきです。運動部の顧問は、甲子園常連校の監督の様に専門の指導員を配置すればいい。生徒間のいざこざや親対応は、カウンセラーを置けばいいではないのでしょうか? 事務は事務の専門家がたくさんいます。
DXを導入して、情報の一元化を測れば、教師育成にもつながります。
スタッフの採用には、学校が仕切るのではなく、有り余るノウハウのある就職支援企業に助けてもらえばいい・・生産性の基準も作るべきですね
(僕は、学級制度と教師と生徒の対面式授業の廃止には否定的です。)
アスリートたちの第2の人生の場としても、仕事場の少ないカウンセラーのためにも、学校は活躍の場を提供すべきです。
人生100年時代と言いながら、65歳を過ぎて引退した各方面のプロたちは、手が空いて趣味を探しているのですからね・・・

解決すべきは問題を抱える学校側で、垣根を高くして外の世界を排除してきたことを反省すべきです。
(上記の僕が、同級生の教師たちに対する感想はこの状態が原因です。)
成績が良い人、良い経歴の人が良い先生だと、親たち・大人たちは考えがちですが、子供たちはこの人に習おうと思った人、つまり尊敬できる人が良い先生なのです。(人気のある先生は、みんな曲者ですものね)
もちろん社会から人を入れると言っても、どんな人でも良いわけではありません。ただ、教師が教師を選ぶのではなくて、親や生徒が先生を呼び込む仕組み(評価ではありませんよ)を作る必要があります。学校というシステムと教師という仕事を考えなおす時が来ていますね。

一生懸命を助ける仕組みが必要ですね

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