アフリカのコンゴ共和国で謎の病気が、流行しているとニュースで知った時は、新しいパンデミックかと怯えたけど正体は重度のマラリアでした!
こんにちは、冬至にはかぼちゃよりゆず味噌が好きなDJムッチーです。
10月下旬にアフリカのコンゴ民主共和国(旧ザイール)で、首都キンシャサから70Km離れた地域で「疾病X」と呼ばれる謎の病が流行しているというニュースを聞いたときは、嫌な予感がしませんでしたか?。
症状はインフルエンザに似ていて、これまでに376人の患者が確認されて、80人が死亡したという続報を聞いたときは、嫌な予感を飛び越えて恐れさえ感じてしまいましたよね?。
しかしコンゴ保健当局は調査の結果、重度のマラリアと判明したと発表しました。世界保健機関(WHO)から提供された抗マラリア薬を配布し、拡大抑止を急いでいるそうです。
「あつものにこりてなますをふく(羹に懲りて膾を吹く)」という諺がありますが、パンデミックだけは膾を吹くことを忘れてはいけませんよね。
火傷じゃなくて命ですからね・・・・
マラリア
マラリアは、熱帯・亜熱帯を中心に流行する感染症で、蚊がマラリア原虫を媒介して、原虫が肝臓に達して悪さをする病気です。
マラリアは大きく5種類あって、今回のマラリアは最も恐ろしい熱帯熱マラリア原虫とみられています。
熱帯熱マラリアは、発熱後5日までに治療が開始されないと50%の致死率、発熱後10日を経過すると致死率100%があるといわれています。
迅速な対応が求められるのですが、流行したのが首都キンシャサから70Km離れた地域で、車で片道48時間かかるというから、死者が増えるのが当然ですね。また、そんな場所なので貧困が進んでいて、ほとんどが栄養失調。医療資産もわずかしかない状態ですから、今回は子供の罹患、死亡が多かったのも頷けます。
ゴリラと人間
アフリカでは、マラリアで亡くなる子供が一日に3000人。全世界では1年間に2億人がマラリアに感染します。
手の打ちようがないかと言うと、実はワクチンも内服薬も存在するのですが、罹患者全員にとなると多すぎて手のつけようがないらしいです。
コンゴでは、絶滅が危惧されているローランド・ゴリラの保護のために、何万人分のワクチンを買えるお金が使われていることを思うと、微妙な気持ちになってしまいます。
(コロナウィルスで儲けたお金で、人助けすることは出来ないのかな?)
冬至はゆず味噌食べて無病息災
明日は、冬至です。大阪の河内長野市にある盛松寺では、弘法大師空海ゆかりの「ゆずみそ」作りが行われたそうです。
ゆず味噌づくりは、18世紀初期から続く伝統行事で、かつて空海がこの地を通った際に病に苦しむ人を救うために製法を教えたと伝えられています。
今年の冬至はゆず味噌で無病息災を願いましょう。
ゆず味噌の作り方は、僕の記事をご参照ください。
それでは、今日はこの辺で失礼します。
スキとフォロー、コメント、とてもうれしいです。
出版を契機に話し方セミナーのご依頼を承っています。
遠慮なくご依頼ください・・・予算にあわせますよ
ご依頼は、lesson@currentstone.jp まで
皆さんからのチップと新刊本の購入を心よりお待ちしています。。。
電子書籍版ならばKindle Unlimited で無料で読めるんです。
じゃあまたこの次
DJムッチーでした。