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放出が決まった政府備蓄米に気がかりなことがある!いつ獲れたお米なの?味は大丈夫なの?

こんにちは、暫しの春の陽気を楽しもうとしても出来ないDJムッチーです。

お米の価格高騰への対策として、政府備蓄米の放出が決まりましたね。
放出量は21万トンでお茶碗32億杯分なのだそうです。
そもそも備蓄米は、凶作や災害時の供給不足に対応するため、100万トン程度を保管しているお米のことです。 政府は毎年約20万tの米を買い入れ、保管期間(約5年)を過ぎた米は飼料用米などとして売却するしくみなのだそうです。
この度放出される政府備蓄米ってどんなお米なのか気になりませんか?
先入先出で放出されるなら、5年前のお米が出て来るのことになるのでしょうかね?その場合、味は大丈夫でしょうか?

放出される米

農林水産省の発表では、主に2024年に収穫されたコメを放出する予定だが、2023年産が混ざることもあるということです。
ということは、大方が今店頭に並んでいるお米と同じ品質だと言えますね。
2023年度産の米でも、政府備蓄米は玄米所状態で、冷蔵保尊されているので品質に問題ないということです。

備蓄米の味

備蓄米は基本的には玄米ですが、東日本大震災を受け、2012年度からは災害への備えとして一部を精米し、無洗米の状態で常時500トン備蓄するようになったそうなんです。ただ、備蓄後一定期間が経過した無洗米は、非常食として販売されたり、こども食堂やこども宅食、フードバンクに無償交付されるそうなので、品質の維持には気を使っているようですね。
農水省が無洗米として保管している米の食味等分析試験を行ったところ、「15℃以下で保管した場合、精米後12ヶ月経過しても食味は大幅に低下しない」という結果になったそうです。(小幅な低下はあるんやね・・)

無洗米以外の備蓄米は、玄米の状態で保管されていますから、劣化のスピードは白米よりもかなり遅くなり、低温や脱酸素などの保管技術によっては、気にならないぐらいの品質を保てるそうです。
政府が委託する備蓄米の管理会社は、低温倉庫で完全管理しているので5年間備蓄した米でも美味しく食べられると胸を張っておられたのが、印象的でした。

今回の備蓄米放出で、お米の値段が下がればいいのですが、暗躍する業者もさるものですから、余談がゆるせませんね。
それより今年21万トン放出して、今年保管5年目を迎える備蓄米20万トンを飼料用に出すとすると、今年の新米は、今年の備蓄分も含めると備蓄米に60万トン回されることになりますよね。これが、また高値の原因にならなければよいのですが・・・あまり賢くない農水省で出来るのかな?

それでは、今日はこの辺で失礼します・・・
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じゃあまたこの次
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