muarata@和組

AIとweb3に関するコンサルティングを行っています。 できるだけタイムリーなテーマに合わせて考察したコンテンツや新企画提案をnoteで行っていきたいです。 ツイッター:@muarata2 ウェブサイト:https://aiberry.co.jp

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最近の記事

SonicBoom Vol.13 AGIが変える銀行

ざっくりまとめ  chatGPTやGeminiなどにAGIが実現したら銀行の行員は何%ぐらい削減されますかと聞いたところ、70~80%削減できるとの回答でした。銀行業はATMやアプリなどデジタル化が進んでいる半面、人によるオペレーションも多く残っている業種DXが遅れている業種とされています。それでは、70~80%の人員が削減される銀行はAGIの登場でどのように変わっていくかを考えます。 せひ、ご一読いただければと思います。 議題0-エレベーターの歴史的意義は? 1-銀行業の

    • SonicBoom Vol.12 AGIが変える小売り(コンビニ)

      ざっくりまとめ  小売業はDX(デジタルトランスフォーメーション)が最も遅れている業種の一つです。スマホでのQR決済などのデジタル決済が進んだものの、基本的な小売のプロセスは50年間ほとんど変わっていません。商品棚に商品を並べ、顧客がレジで決済して持ち帰るという流れは今も続いています。 AGI(汎用人工知能)が小売り業界(主にコンビニ)をどのように変えるかを考察します。ぜひご一読ください。  せひ、ご一読いただければと思います。 議題0-LeapFrogイノベーションを考え

      • SonicBoom Vol.10 AGIが変える医療

        ざっくりまとめ  医療問題を自分自身の経験から振り返ると、40歳までは無関心、50歳になると少し興味を持ち、55歳を超えるといろんな問題意識が芽生えます。つまり、自分の体が弱くなって、やっと医療問題を考えるようになったということです。  医療の問題については患者の立場しか知らないので、少しでも客観性を持たせたいと考え、国、政治、医師、研究者、生活者という5つの視点で医療への課題・要望をまとめ、それをAGIがどう解決できるのかと考えてみました。  せひ、ご一読いただければと思い

        • SonicBoom Vol.9 AIでエンターテイメントはどう変わる?

          ざっくりまとめ AIの活用が進んでいるエンタメ業界。 生成AIの登場で、エンターテイメントは変わつつあります。今回は生成AIによりエンターテイメントがどう変わるかを考えてみます。 特に、「エンタメ制作でのAI活用」と「バーチャル・ヒューマンという新しいタレントの登場」について考えます。 今回はゲストに3名の方に来ていただきました。 皆さんからの伺ったお話を、そのムードをできるだけ再現してお伝えできればと思っています。 尚、この勉強会のダイジェスト版のビデオをYoutubeの

          SonicBoom Vol.8 AGIで教育はどう変わる?

          ざっくりまとめ 「SonicBoom Vol.5 AGIインパクト AGIが変える経済・社会」にて、AGI(Artificial General Intelligence)と呼ばれる、進化したAIが登場する。AGIとはどういうもので、経済・社会を変えるインパクトがあるものだということを考えました。  AGIが経済・社会を変えるなかで、教育も大きく変わると思います。このパートではAGIにより教育がどう変わるかを考えてみます。 議題の整理下記のスライド、1~3の順番で考えていき

          SonicBoom Vol.8 AGIで教育はどう変わる?

          SonicBoom Vol.7 「次世代のeコマース=AGIコマース」の楽天グループの事業戦略を勝手に考えてみた。

          ざっくりまとめ AGI(Artificial General Intelligence)と呼ばれる進化したAIが登場するとAGIが自らの判断で商取引を行うようになります。 このことをAGIコマースと呼びます。 eコマースがAGIコマースとなることで、市場規模も莫大に大きくなります。 その時に楽天グループはどうすればAGIコマース時代の覇者となれるのかを勝手に考えてみました。 ※「AGI」などの用語の説明はこのリンクを参照ください。 前段(AGIコマースの基礎知識)この記事は

          SonicBoom Vol.7 「次世代のeコマース=AGIコマース」の楽天グループの事業戦略を勝手に考えてみた。

          SonicBoom Vol.6 AGIコマースとは(AGI時代の新しい商取引)

          ざっくりまとめ 「SonicBoom Vol.5 AGIインパクト AGIが変える経済・社会」にて、AGI(Artificial General Intelligence)と呼ばれる、進化したAIが登場する。AGIとはどういうもので、経済・社会を変えるインパクトがあるものだということを記事化しました。  AGIが広まると、AGIが自らの判断で商取引を行うようになります。これを「AGIコマース」と私は呼んでいます。このAGIコマースがさらに発展するとAGIだけが売り手・買い手と

          SonicBoom Vol.6 AGIコマースとは(AGI時代の新しい商取引)

          SonicBoom Vol.5 AGIインパクト AGIが変える経済・社会

          ざっくりまとめ 2023年に「生成系AI」が流行語大賞を受賞したように、AIは大きな注目を集めました。 AIの進化版がAGIです。 (※AGIとはArtificial General Intelligence(=人口汎用知能の略称)のことで、人間が可能なあらゆる知的作業を理解・学習・実行することができるAIのことです。) AGIはドラえもんのような存在で、人(BOSS)の知りえる情報をすべて把握しており、あらゆる知的作業をサポートしてくれます。 このAGIは早いと2~3年のう

          SonicBoom Vol.5 AGIインパクト AGIが変える経済・社会

          創造性でもAIは人間より優れているという調査結果(SonicBoom Vol.4 )

          ざっくりまとめ ChatGPTとエリート大学生が商品企画のアイデア出しコンテストを行った。 chatGPTの方が圧倒的に優秀だという結果が出た。 「創造性」の点からもAIは人より優秀な可能性が高い。 AIの普及に伴い、多くのルーチン的な仕事がAIに置き換えられる一方、「創造性」が必要な仕事はやはり人間の方が優れていると言われています。 しかし、今後A Iがさらに進歩していくと、「創造性」においてもAIが人間を凌駕する未来がやってきそうです。このことを示唆する調査レポートをご

          創造性でもAIは人間より優れているという調査結果(SonicBoom Vol.4 )

          Sonic Boom Vol.3 ウクライナの戦争を支える米国パランティア~防衛AIの問題提起

          <概略> 米国の防衛省にもAIシステムを納入しているパランティアという会社がある。この会社のAIはウクライナの軍の情報支援として提供されており、軍事力アップに貢献していると言われている。 一方、chatGPTなどに代表されるAIの過度な進展が人類に不幸をもたらすのではないか考える人がAIの有識者にもいる。 米国の非営利団体Future of Life Institute(FLI)が2023年3月22日(米国時間)に公開し、著名なAI研究者や技術者、経営者が署名した「全てのAI

          Sonic Boom Vol.3 ウクライナの戦争を支える米国パランティア~防衛AIの問題提起

          Sonic Boom Vol.2 AIが暮らす街でマーケティング

          美術館で絵画の鑑賞をする場合など、人もAIも同じような絵が記憶に残るという実験結果が出たそうです。(※1) また、25体の生成AIキャラクターを作り、それぞれに性別や人格を与えて一つの街で活動させたところ、恋愛に発展したりパーティをしたりと人間と同じような活動をしたという実験も話題になりました。(※2) つまり、LLMで生成されたAIは人間と似たような行動もするし、同じような感性も持っているということです。そこで、擬人化したAIをまるでゲームの「どうぶつの森」のような街に住

          Sonic Boom Vol.2 AIが暮らす街でマーケティング

          Sonic Boom Vol.1 米国ビッグテックのAI戦略と日本

          この文章のさわりAIの基礎となるLLMやMMMは米国のビッグテックが独占状態。日本は基礎技術を開発するというより、日本企業がそれをどう活用するかという論点が主流のように見受けられる。しかし、AIの基礎技術が米国に依存すると、将来のAGI時代には致命的なハンディキャップにつながる可能性がある。そこで、日本がAIの基礎技術で米国に対抗していくためにはどうすべきかを考えてみた。 米国ビッグテックのAI戦略と日本のAI戦略生成AIがIT業界だけでなく世界中を席捲していますが、そのム

          Sonic Boom Vol.1 米国ビッグテックのAI戦略と日本

          Resy社の共同創業者Ben Leventhal氏が、新しいweb3ホスピタリティプラットフォームのために1,100万ドルを資金調達

           この記事は2022年10月6日にThe Blockで掲載されたKari McMahonの記事(https://bit.ly/3S3N3mI)の引用です。 クイックメモ 〇 Web3ホスピタリティプラットフォームのBlackbird社が、Union Square Ventures社、Shine Capital社、Multicoin Capital社と共同で実施したシードラウンドにて1,100万ドルを調達 〇 Blackbird社の創業者Ben Leventhal氏はかつて、

          Resy社の共同創業者Ben Leventhal氏が、新しいweb3ホスピタリティプラットフォームのために1,100万ドルを資金調達

          Apple社はすでに終焉プロセスを歩んでいる。―そのプロセスの名は「Steve JobsなきApple」―

          この記事は、2022年7月15日にMediumで掲載されたAlan Trapulionisの記事(https://bit.ly/3PJ3LXS)の引用です。 Apple社の緩やかで痛ましい凋落の原因がSteve Jobs氏自身にある理由。 Steve Jobs氏(以下「ジョブズ」という)が今の Apple社(以下「アップル」という)を見たら、がっかりすることになるだろう。 確かに、今のところアップルは独占企業だ。しかし、アップルの技術革新は停滞している。彼らが作り出して

          Apple社はすでに終焉プロセスを歩んでいる。―そのプロセスの名は「Steve JobsなきApple」―

          EU加盟国は暗号資産市場の規制に関して合意に至る

          この記事は、2022年7月1日にBlockworksに掲載されたSebastian Sinclairの記事(https://bit.ly/3aeUNmf)を引用しています。 EU加盟27ヶ国は2年間の議論を経て、暗号資産法案に合意しました。 EU政策立案者による合意内容の一部として、取引の透明性、情報開示、市場の監視があります。 一時、ビットコインを含むプルーフ・オブ・ワーク(=仮想通貨の取引情報の記録に用いられるブロックチェーンにおいて、マイニング作業によって取引を承

          EU加盟国は暗号資産市場の規制に関して合意に至る

          FTX社CEOのサム・バンクマン・フリード氏が暗号通貨市場全体の獲得を目指すと、同社創業時からの支援者が語る

          この記事は2022年6月30日にBlockworksで掲載されたShalini Nagarajanの記事(https://bit.ly/3OKXJGa)の引用です。 【Blockworks社独占記事】:「サムが仮想通貨デリバティブ市場でまずまずに成功する可能性はあると思っていました。しかし、暗号通貨市場全体を獲得する可能性が出てくるとまでは思わなかったです」と、Race Capital社のパートナーChris McCann氏がBlockworks社に語る ・一部の競合他社

          FTX社CEOのサム・バンクマン・フリード氏が暗号通貨市場全体の獲得を目指すと、同社創業時からの支援者が語る