色彩は行間から創られる Behind your words.
ついつい色々喋ってしまう。
それも、聞いてねーよっ!てこととか、
いや、その質問って今ココでする?とか、
なんだかんだで間違えながら話してるので、トークのオチが見つからない。
北陸生まれの関西育ちの私。
オチのある関西トークがめちゃくちゃうらやましかった。
あの話の展開、あそこまでいけるといいのだが、
ムリ。
せめて、トークの本質くらいは掴みたいという、ザ漫才の観客レベル。ま、現実レベルは、なんかよく分かんないのに、めちゃくちゃ笑ってしまってる、くらいだ。
もう、観客レベルでさえもない。
こんなこと書いてしまうのは、きっと、Netflixで浅草キッドを見てしまったせいだ。大泉洋、最高でした。
話が逸れましたが、とりあえず、自分と相手の位置関係がこのくらい、っていうモノサシを測りたいのだ。
だいたい、このくらいの距離感っていう感じ。
そんな基準になるモノサシ。
ところが、だ。
なんと、このモノサシ、感覚と直感基準という経験値のみで出来ている。間をおく、という時間さえもが推しはかられる。じゃあ、そうゆうときに、どーするか。
まず、黙る。
そして、聞く。
この聞く、は、相手のトークの調子やトーン、速度を脳内にサラッと馴染ませていく。それからは、その回転と引き出しから算出された測定値を、身体の隅まで神経シナプス回路の中をバチバチに通していく。
そこから、間がうまれる。
相手の思考と、こちらの問いを、探りながら、交差するただひとつの点を、辿る道。
話すことではなく、聞くことでしか、見つけられない。
たとえ、見つかったとしても、信頼関係には繋がらない。
もし、相手に信じてもいい人だって思ってもらいたいなって、本気で思う人に出会ったら、
もし、ずっと友人関係を続けたい人と繋がれたら、
何を言わないか、に価値が下される。
それは、相手が、何を言わないか、でもある。
見られるよりも、観察眼。
言わないことに、答えがある。
あー、今日もめちゃくちゃムズカシイって叫びたい。
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