お金について考える㉒【今日から将来に備えよう】
みなさんこんばんは!
今日は、お金という観点から、将来への不安をなくすためにどうすべきかを考えていきます。
以前ご紹介したように、先取りと割合で貯金していくことや、投資などでお金を働かせる仕組みづくりができていれば、将来の老後、大きな怪我や病気で入院した時に対応することができます。
また、万が一自分が亡くなったとしても、残された家族に蓄えを残すこともできます。
そうです。将来への不安をなくすためには、早い段階から備えておくことが重要なのです。
その中で、さてどうしようと考えたときに、先ほど示した貯蓄や、投資以外で、一般的には次のように考えられる方が多いのではないでしょうか?
民間の生命保険等に加入することで将来への不安(リスク)に備える
この民間の生命保険ですが、現在加入しているみなさんはどのようなきっかけだったのでしょうか?
✅よく内容がわからないけど、保険屋さんがすすめてくれたので入っている
✅周りも入ってるからとりあえず入っている
✅とにかく将来が不安だから入っている
上記に一つでも当てはまる場合、一度保険の内容を見直してみることをおすすめします。
確かに、将来のリスクに備えて民間保険に加入することは、種類によっては選択肢の一つとして有用です。
しかし、民間保険もただ入ればいいというものではありません。早めに備えることに意識が向いてしまうばかりに、あの保障も、この保障も、と考えていては本末転倒です。
民間保険に入るときには、次のポイントを考えながら自身のライフプランや将来のリスク管理から本当に必要な保障内容の保険商品を選択する必要があります。
✅公的保険(健康保険、国民健康保険、労災保険、雇用保険)について内容を把握する
✅その時のライフステージに合わせて必要額の保障内容を選択する
✅将来のリスクを正しく把握する
例えば、現時点において、貯蓄や投資信託で相当額の蓄えがあれば、そもそも民間の生命保険に加入する必要はないと言ってもよいでしょう。
また、未婚の方などは、考え方にもよりますが、自身の葬儀代を賄える額くらいを民間保険に加入して対応するといったケースもあるかもしれません。もちろん、この場合、結婚や子どもができた場合には、見直して必要額を再計算して加入しなおす、なんてことも考えられます。
もう少しこの民間保険については、どこかで考えてみたいと思いますが、あくまでも公的保険で賄いきれない分をカバーするものと考えましょう。そして、入りすぎている分の保険料を見直せば、固定費の削減にもつながります。
将来への不安に備えるためには、確かに早めに考えておくことが重要です。しかし、直ちに民間保険で対応しようとするのではなく、先取り・割合貯金や投資等の手段も考えながら、本当に必要とする分についてのみ、民間保険に加入するようにできるといいですね。
それではみなさん、
コツコツお金と向き合って、お金をコントロールできるようになりましょう!
ではまた、お会いしましょう。