春の京都散策 ~晩年のねねが過ごした圓徳院と東本願寺~ ②
ねねの道をゆく、Part2。
前回の記事もぜひご覧ください。
圓徳院に着きました。
豊臣秀吉の正室、北政所ねねが晩年に本拠地にしたところ。
外観は、静寂に包まれたお寺という印象でしたが、中は金ピカで豪華でした。さすが秀吉の奥様、ねね。
廊下は新しい感じで綺麗でした。
古狐の置物がありました。
かわいいと思ったけど、江戸時代にいろいろ化けたお狐さんのようです。
「直心是道場」素直な気持ちがあれば、どんな場所も修行の場所という意味らしい。
水墨画の襖絵が印象的でした。
ほぼ白黒で色味は控えめだけど、大ぶりな牡丹が絢爛豪華で、すごく好き…!
おおきな鯉が泳いでいる姿も必見です。
小野小町の詠んだ、百人一首のあの和歌です。
「はなの色はうつりにけりないたづらに」
祖母の好きな歌で、これだけは覚えていて私も好きです。
⬇︎小野小町のゆかりのお寺も素敵でした。
まもなく陽が落ちる頃。夕暮れ時の京都はより一層、風情があって、遥か昔の時代にいるような異国にいるような、不思議な気持ちになります。
京都駅方面まで歩こう。
ちょっと入った路地からみえる京都タワーがとても良い。ロウソクみたいだなあ。
京都駅に行きたければ、京都タワーを目がけて歩けばいい。とても便利なランドマークですね。
ここで、幻想的な灯籠に落ち合いました。
東本願寺前の花灯路です。
東本願寺って、京都駅周辺ですぐにお寺さんにお参りしたい時にぴったりですよね。
私にとっては、頭を空にして過ごしたいときに訪れる場所。
花灯路は思ったよりもこじんまりしていましたが、暗い時間にも道を明るく照らしてくれて有難い。
明るく照らしてくれるといえば、東本願寺のすぐそばにあるドン・キホーテがおすすめ。
私自身、ドンキのヘビーユーザーでしたが、何だかシックな外観なのは、観光地ならではです。
春は少し足を延ばして散策したくなります。
冬の間に溜まったフラストレーションを発散する気持ちかな。
京都日帰り旅。珍しく朝から行動したので、一日で色々まわって満喫できました。
午前中から行動できるレアパターンなのでした。笑