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9月夏の箱根旅 #5 老舗蕎麦屋と芦ノ湖箱根関所跡を見学

また日が空いて、久しぶりの投稿になってしまいました。
箱根旅行の話を進めます。箱根駅伝予選会も終わり、お正月の箱根駅伝と少しずつ近づいてきたという感じ。
さて、芦ノ湖畔の観光資源はたくさんあるもので、今度は箱根関所にやってきました。

箱根関所とは、当時主要道路だった東海道を監視するために芦ノ湖に設けられた関所のこと。

見学の前に、まずはお蕎麦を食べました。関所通りにある「傅兵衛蕎麦」さん。

老舗のお店らしいですが、店内がすごく綺麗で印象的でした。

私は天ざるそば
わさびが綺麗に盛られていて
海苔がたくさん!!

お蕎麦を見ていたら食べたくなってきた…。
地図もありました。本当にずっとここにあるんだなあ。

わかめが入っている!!

関所の門の前。いざ、中を見学してみましょう。

見学した順番に載せていきます。

ひかりつけという技術。分かりにくいですが、いびつな石にぴったりはまるように木材を削るそうです。とにかくすごい。

関所役人たちのための部屋を見学していきます。

「人見女」、ひとみばあさんが頭に浮かびましたが全然違います。女性の旅人の髪を解いて取り調べしていたそうです。そのあたりは配慮があるんだなあと思いました。

この日は靴を脱いであがって展示を見られる珍しい機会だったようです。
指をさされてドキッとします。ここがメインの取り調べ部屋でしょうか。この灰色の人間にもギョッとしますが。

「出女」、諸大名の子女らが江戸から自国へ帰らないように取り締まったそうです。「入り鉄炮に出女」ということわざもありましたね。

現代でも、海外での「パスポートプリーズ」にはちょっとドキドキしちゃうもんなあ。

ちなみに関所破りは重罪で死刑になるそうです。恐ろしい。

いろんな役職があるけれど、人事の管理をしていたって書いてあると、現代の会社と同じ仕組みで親近感が湧きます。

面白い赤色の立て看板と共に、外にある施設「獄屋」。そう、実際に靴を脱いで中に入れるのです。

中は意外と広くて落ち着く空間でした。ただずっといるのは嫌ですね。夜は暗くて寒いだろうし入りたくないですね。

ちなみに中からの景色。自由って素晴らしい。

関所の建築は日本古来の頑丈な建築工法でつくられているようです。材木に切り込みを入れて、それをつなぎ合わせる「金輪継ぎ」。

足軽たちの休息所、かなり待遇がよい印象を受けました。芦ノ湖の見張りってちょっと怖いかも。

「復活の井戸」、かっこいいですね。平成2桁になって初めて井戸が発見されるって凄いなあ。そして水は枯れていない。

さあ、階段を登ります。

のぼった先の右手に建物があるのですが、本当にギョッとします。顔が出てる…!!ただ、ずっとこの人の声がアナウンスで流れているので、少しは心構えできるかな。

アナウンスでは、「大きな船が来るぞ、知らせなきゃ」と言いながらカンカンと音を立てていました。芦ノ湖をよく見渡せます。遠見番所。

この後は、少し歩いた先にある箱根関所資料館に行きました。

撮影禁止でしたが、徳川吉宗に献上された象が箱根関所を通った!という話が印象的でした。

残念ながら曇っていて富士山は見えなかったですが。少し奥まっている建物ですが、関所に来られたらぜひ立ち寄ってみてください。

ここの自販機で購入した足柄茶、甘くてまろやかでびっくりしました。美味しかったです。

つづく^^

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