#180【神奈川】山超えて海散歩(後編)
ごきげんよう。Anneでございます。
「湘南ゴールド」皆様ご存知でしょうか?ミカンとスダチの間くらいの大きさの柑橘類で、色は黄色。味はじゅんわりさわやかで甘いです。もし見かけたら、食べてみてくださいね!
さて、今回は前編に引き続きのお散歩を続けてまいりましょう。
片瀬山の上の方(つまり海抜がかなり高い)に位置するこのエリアは住宅街。高低差がかなりあることは、この何の気もなく撮った歩道の写真を見ればご理解いただけるのではないでしょうか。
また、張り巡らされた電柱と電線に、なぜかノスタルジーを感じでしまったり。
そんな片瀬山の切り立った斜面沿いから、街から海を見下ろせる場所があります。
富士見坂と呼ばれており、富士だけでない山々と共に、海、そして烏帽子岩も望むことができる場所になっています。
空が広いこの場所からの景色は、人々の心をつかんで一時足を引き留める力を持っているようで、私が写真を撮ったり雲の流れを観察している間にも、数十名の方(お買い物帰りのご婦人や、ツーリング途中の中年おじさん、お出かけしに行く親子など…)がスマホ片手にたちどまっていました。
実際に下っていく「坂」の様子はこんな感じ。石畳になっていて、足にもきつくない傾斜になっています。
富士見坂の「富」の字を桜の木の枝(ですよね、この曲がり方…?)がちょっぴり邪魔しているのがかわいらしい。
なぜか、枝先って撮りたくなってしまう。青空に模様を描く自由な枝を好みます。
ふんわりふわふわの植物も夕日を受けて輝いています。
さあ、急がないと海につく前に日が暮れてしまう。
落ちているとなぜか撮ってしまうもの、の一つに「松ぼっくり」があります。これは撮っていたら縄跳びで遊んでいた子供たちが、何をしているんだろう…と様子をうかがっていたので、素早く一枚。
先っぽの方が砕かれていてボロボロになっているのが特徴です。
わき道に、ちょっぴりジブリに出てきそうな雑木林を発見しました。
真ん中に誰かが立っていてもよさそうですね。
そうこうしているうちに、海へ着きましたよ。
ここからは、夕暮れ時の黄金の海を眺めていってくださいな。
波を見ながら、深呼吸をしてシャッターを切る時間が、幸せだったりします。何事もすべてそうですが、波は特にこう感じます。波に指示出しはできません。日の暮れるタイミングや、太陽の焼け方を指示することもできません。だからこその美しさ。刹那の瞬間に出会えた感謝。
今日、こうして読んでくださったあなたに出会えたことも、感謝です。
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Location:
神奈川県藤沢市
片瀬山エリア
江ノ島海岸
MyPartner(Camera):SONY α7iii / TAMRON 28-200mm F/2.8-5.6
Photo&Text:Anne