#155【神奈川】川の流れに身を任せるお散歩
ごきげんよう。Anneでございます。
川・河・KAWA!!
突然ですが、みなさんの住む街には、”川”は流れていますか?
大きな川から小さな流れまで、その流れの多くは最後に行きつく場所が海です。
なぜそんなことをいきなり言い出すのかというと、私にとっての身近な”川”が、まさにそのパターンだからなのです。
幼少期を共に過ごした”多摩川”。
学校へ向かうのに超えていった”相模川”。
そして、川沿いに歩いていくと、海へと直結する”境川”。
今回は、そんな川沿いを歩いた時の話をしていこうかと思います。
ちなみに、年末に新しく手に入れたレンズ、TAMRON 28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXDと共に歩いてきたので、その点もぜひご注目ください。
旅の始まりは神奈川県、藤沢駅から歩いて15分程度の公園、「奥田公園」。
市民会館の横にある、比較的大きな芝生スペースが広がっている公園は、休みの日ともなれば走り回る子供たちが多くみられます。
一緒になって走り回りたい気持ちを抑え込みながら、その脇を悠々と流れる境川沿いを歩きます。
まずここで出会うのはカモメちゃん。へえ、その手に持ってるのはなんだい。勝手に写真なんて撮るない!なんて声が聞こえてきそう。
時間とタイミングにもよりますが、整列していたり、カラスとけんかしていたり、川で魚を突っついていたりする姿が見えます。自然がいっぱいです。
とにかくいろいろ気に留めてみる
どんどん歩いていくと、ちょっとした住宅街に。住宅街と言えば、距離の近いカーブミラー(?)。
普段は遠くにあるものだけに、近くでのぞき込める場所があると覗いてはしまいませんか?私だけでしょうか。(少し、近づきすぎてしまいました。)
意外と、サイズが大きいことも、普段は気にならないのではないでしょうか。
川の上に大きくパイプが通っている箇所にはまた先ほどとは別の鳥類。結構パイプ自体も大きさがあったので、この鳥さんたちも随分と大きいのです。
丁度その鳥さんたちと反対方向に位置していたのが「うまくらばし」。
流石、江ノ島に続く道だけあって、昔の名残が所々残っているのですね。
とても有名な場所、というわけではないですが、人の住む場所、古い看板、よ~く読んでみると、数十~数百年前のご先祖様たちの暮らしぶりがちょっぴり見えてきたりして。それもまたお散歩のだいご味かなと思います。
動力チャージ
さて、お散歩の動力は自分自身。途中でガソリンを入れないことには、エネルギーが切れてしまいます。
Anneの境川沿い散歩の際のお気に入りはこちらのパン屋さん、”PINY”!(パイニー)
実は、かなりのパン激戦区(だと思っている)である湘南地域。海に行くまでの道にも気が付くだけでも数軒はあります。
最近ではパンにフォーカスした「パン旅」なんてテレビ番組もあるようですから、今度セルフパン旅しに行くのもいいかも。ふふふ。
さてさて、パイニーのお話に戻りましょう。
店内で焼き上げた各種のパンは、この店舗だけでなく、他のお店でも扱われています。
朝ごはんに塩パンを食べるのが好きですが、今日はお散歩のエネルギーチャージが目的なので、カレーパンをチョイス。
一緒に販売していたミルクコーヒーもチョイス。
パンで力を出して、ぐんぐんと歩を進めると、あっという間に江ノ電江ノ島駅に到着。
ここまでくればもう海まであと少しです。
川の流れに沿って、海へ放たれる水流の様に、ゆったりと浜辺に場所を探して腰を下ろします。
海と言えば、夏!がイメージシーズンですが、冬の海もまた、穏やかでいつまででもぼーっとすることができます。
西浜、東浜、江ノ島、ちょっと足を延ばして七里ヶ浜、稲村ケ崎、どこからでも同じ海ですが、やはり雰囲気は異なるもの。
貴方だけのお気に入りの場所を見つけてみてくださいね。
この日はちょこっと雲が多くてきれいな焼け!とまではいきませんでしたが、陽が沈んでいくのを眺める時間は、なんとも穏やかなものがあります。
冬シーズンの海で、少しだけ気を付けなければならないことを一つ。
陽が落ちると一瞬で寒くなってしまうのです。
先ほどまでぬくぬくと地上を温めていた太陽が消えたら、途端に冷え込んできます。
ギリギリまで夕暮れを撮影しようと意気込んでいた私の手指はしっかり凍えました。
どうか、お散歩で身体が温まるからと言って、寒さ対策を怠りませんように。
私は、江ノ電に乗って帰りました。今日は青くてレトロな10系。やった~!
-----------------------------------------------------------------------------
海よ、海よ。
私が見る海、あなたが見る海、色や形が違えども、海は一つの大きな海。
海にまつわるエピソードもご一緒にいかがでしょうか。
Location:
神奈川県藤沢市
江ノ島電鉄株式会社 江ノ島駅
MyPartner(Camera):SONY α7iii / TAMRON 28-200mm F/2.8-5.6
Photo&Text:Anne
どうして、フィルムカメラと島と空ってこんなに相性が良いのでしょね!