#077【中国・北京】どこにいても冬は必ず春となる
みなさん。こんにちは。Anneですよ。ミルクティーがおいしい季節ですね。
さて。先日の自己紹介記事で少し触れたのですが、私は1年ほど中国の北京に留学していたことがございます。
なんとなく昔のコンデジ写真を見返していたところ、鮮やかなお花たちが目に入り、また春になったらあの場所にも咲いてゆくのだろうか、と大変懐かしい気持ちになりました。
今日は、昔の私の瞳に写った景色に、ほんのちょこっとだけ現像という魔法をかけて。幻想だったかのような2014年春の北京に、懐かしさのスパイスを追加して、一緒にタイムスリップをしてみませんか。
何も桜は日本のものだけではない
さくら さくら 春になると私たちの気分を高揚させ、ふんわりとしたピンクで包み込んでくれる、さくら。
わざわざお花見に行かなくても、街中で咲き誇る桜を見て、何度勇気をもらったことでしょうか。
そう、あの年の春も、一緒でした。
場所は中国、北京西部に位置する「玉淵譚公園」。
この大きな公園には、多くの種類の桜が植えてあり、季節になれば1か月ほどは桜を楽しむことができます。その中には、「大山櫻」と呼ばれる日中友好の桜もあるのですよ。(これがそうです!という写真は見つからず…)
公園では季節になると「桜祭り」が開かれ、多くの市民や観光客が訪れます。
出店の美味を楽しんだり、頭に花飾りをのっけたりしながら、花見を楽しむ人々であふれていました。日本の様に、レジャーシートを敷いて酒盛りをしている人たちはいなかったように記憶しています。(いたのかもしれない。)環境整備費程度の値段ではありましたが、有料公園ですので楽しみ方の違いがあるのかもしれません。
駒を回したり…
水書道を楽しんだり…(韓雪蓮…?)
何をしてもOK。
遠くに中央広播電視塔(北京テレビ塔・北京タワーなどと呼ばれる)が見えれば…
こうしたくなるのが人の性。
ちなみにこのタワー、東京タワーよりは高く、スカイツリーよりは低い”405メートル”あるそうですよ。この公園からはいろんなところから見えていたはず。そして、この距離感をぜひ覚えていてくださいね。あとで、この公園がどれだけ広いのかがわかりますから。
大きな水辺がある公園のため、水辺で語らうカップルもちらほら。
この日は気候もポカポカしだした頃だったと思います。青空も少し見えた、曇りの日でしたね。
…これは、お風呂のアヒルちゃん…?というようなかわいらしい黄色のアヒルさんたちが並んでおりましたが、立派なボート。
乗った記憶はないのですが、この光景はどこの公園でも一緒なのだなあと感嘆した瞬間です。ちなみに、後ろに見えているのは高層マンションなので、上の方に住んでいる方は春になるとちょっときれいな景色が見えるのかもしれません。
ゆったりと歩く
しだれ櫻でしょうか。満々と咲き誇る櫻、なんだか冰糖葫芦(サンザシやイチゴの飴がけ)に見えてきちゃいます。
どんどん歩を進めていくと、先ほどのタワーが近づいてきますね…?
お散歩どころの広さではありません。一日遊んでいられる広さです。
歩く歩く…そして歩く。。。
こんなに近くまで来てしまいました。ほ~んとうに、ひろいひろい!
せっかくなので、情報量の多い写真も置いておきますね。じっくりゆっくり、頭を空っぽにして眺めてくださいね。
最後に
広ーく続く川辺の写真でお別れです。
花と植物に溢れる北京の公園。初めて見た方がほとんどかと思います。
中国もテレビに映される、どんよりした空気だけではないのです。
どんな場所にも花は咲きます。春も来ます。じっくりと、冬を過ごした後には、きっと必ず。
春になれば、世界のいろんな場所で桜が咲きます。春まで、あと、もう少しです。
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桜の季節が懐かしいなあと思った方は、ぜひ、こちらの桜の記事も見ながら、春が来るのを待ちましょうね。
Location:
中華人民共和国 北京市
玉淵譚公園
My Partner:CASIO EXILIM(機種不明)
Photo&Text:Anne