#028【大阪】運河の街『大正区』を巡る(後編)
こんにちは、『写真と全国の旅を繋げるキュレーターマガジン〜MとW〜』大阪エリア担当のキートンこと、福永です。自己紹介はこちら。
さて、前回、大正の街の魅力「船と橋」をお送りしましたが、後編の今回は買い物やグルメについてご紹介!前編はこちら
では、早速行ってみましょう。
新スポットTUGBOAT TAISHO
今年オープンしたばかりの複合商業施設TUGBOAT、今は飲食店中心ですが、この秋には水上ホテルやオフィス棟もできるらしい。これまで大正にはなかったおしゃれスポットですね。京セラドームの向かいということでライブの時はもちろん、堀江に飽きた若者もたくさん流れて来るようでとても賑わってます。
クラフトポテト専門店POTALU
たくさんのお店が入っていますが、私のオススメはクラフトポテト専門店POTALU(ポタル)。というのもオーナーの出口さん、わたしの友人なんです。
お店できたらぜひ食べにきて!と言われていたのですが、ようやく実現しました。
日本では脇役になりがちなポテトですが、ここではベルギー産のポテトが主役!
今回は、おすすめのラティスポテト+ビーフシチューソース、そしてハニーバターポテトをいただく。二人で食べましたがこれだけでお腹いっぱいになるボリューム!水辺の席に座りビールもいただきながらとびきり美味しいポテトを食べるってサイコーですね。ぜひ、みなさんも一度お越しください。
ビンテージ家具屋 SHARK ATTACK
次にご紹介するのは、街を歩いている時に偶然発見したビンテージ家具屋 SHARK ATTACKさん。入り口から覗いたら「うぁー、めちゃキレイ!」と声を出してしまい店員さんに笑われました。しかもアポもしていないのに快く店内をご案内いただき写真まで撮らせていただきました。
ヨーロッパのアンテークやヴィンテージの家具・照明、食器などがずらりと4階まで展示されており、好きな人にはここに住みたいくらいの素敵な空間。映画や雑誌向けのレンタルもしているらしく、またじっくりお邪魔したいと思います。
リトル沖縄の中心 サンクス平尾商店街近辺
そして、大正を語るのに忘れてはいけないのが『リトル沖縄』。
前編でもお伝えしたとおり、実は大正区民の4分の1は沖縄の血筋の方と言われています。実際に町を歩いてみると沖縄固有の名字の表札とシーサーの置物をよく見かけます。特に、大正南部の平尾エリアは沖縄出身の方が多く住んでおり、周辺を散策するだけでもその雰囲気を味わうことができます。
沖縄風ホルモン屋さん
ここは有名な沖縄風ホルモンの宮城ホルモン店さん、コロナの影響でテイクアウトのみでしたが、普段は一本六十円からとリーズナブルな立ち喰い・立ち飲みのできるお店です。
関西沖縄文庫
さらに散策していると「関西沖縄文庫」という看板を発見。少しお邪魔してお話を聞いてきましたが、ここは沖縄文化を大正の地で守っていく活動拠点、大正区から沖縄をみつめる!琉球人が交流できる沖縄空間として、沖縄に関する書籍の販売や三線教室などをされているとのことでした。こういうふうにしていまのリトル沖縄があるんですね。
いかがだったでしょうか、運河の街大阪市大正区。後編では新しいグルメ買い物スポットに加え、大正に息づく沖縄文化も紹介させていただきました。
私は色々な街を歩きますが、その中でも大正の持つ街の空気感は他にはない魅力があります。ぜひ、運河の街『大阪市大正区』、カメラ片手に散策してみてください。
さて、次はどこの街を旅しましょうか。キートン福永でした。
Photo&Text: Keaton_fukunaga
ロケ地:
大阪市大正区
TUGBOAT TAISHO
SHARK ATACK
宮城ホルモン店
関西沖縄文庫