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旅本!

いや、夏ですね。

夏の解放感、しかも例の疫病から解放された初の夏。

noteなんて眺めてても海外への旅行記とか、また増えてきましたね。

羨ましい。ウズウズしますね。

しかし。

よく見ると。考えると。

燃料代が高い。

航空券なんかも「多少高くても行きたいんだろ?ん?」みたいな強気の価格設定が見られる。これはダマされてはいけない。

冷静に考えてまだ旅に出るタイミングではないのかも。(特に欧州。)

そんなこと考えながらいつものように本漁りしていると時々目に入ってくる存在。

旅人の、自費出版物。

ISDNコード等ない場合が大半、しかもよく見るとブログまとめたもの・・・や、でもこれはいいんです。自分やはり紙で読みたいんで。

こういうのナカナカ本屋的には注目されづらいんですよね。敢えてその中から3冊、今回は取り上げてみます。



今はkindle版だけになっちゃいましたね。写真にもある通り自分のは分厚い新書サイズの紙版。

2012 PCT パシフィック・クレスト・トレイルをスルーハイク

2013 CDT コンチネンタル・ディバイド・トレイルをセクションハイク

2013~2014 Te Araroa テ・アラロアをスルーハイク 合計約8500kmロングトレイルを歩く。

ハイキングをした事のないオッサンが、釣竿持って歩きまくる話。

歩き、歩き、歩き、時々、釣り、サーフィン、ハンティング、生活のすべてを背負って歩く。

ロングディスタンス・ハイキングで体験できること、それは「自由」「解放」「自然回帰」「ヒッピー」「地球」「優しさ」「脅威」「感動」「笑い」「涙」。

地球は、人は、人生は、素晴らしい。世の中は捨てたもんじゃない。

所々の動画で臨場感を是非。

これが最初ですね。旅人の自費出版に手を出したのは。

アメリカの3大ロングトレイルの一部・・・だけでも魅力、さらにプラス釣り!ってぇんだからもう気になります。

長い距離を歩く・・・長く家を空ける者の日記としても秀逸です。


旅から生まれた二つの記録を通して、一緒に旅をしているような気分を味わえる、
そしてきっと旅に出たくなる一冊。

35日にも亘る壮大なスケールのバーチャル旅を発信しながらという前代未聞の徒歩旅を成し遂げた筆者。
旅中、ドイツやロマンチック街道の魅力をSNSで毎日発信し続けた。

2021年6月、在独歴17年目にして遂に脱サラ、新たな一歩を踏み出したばかり。
200%充実した人生を送りたい。そんな気持ちが抑えられなくなったから。

15年勤めた会社を去り、必死で積んできたキャリアにも同世代の平均年収をかなり上回るお給料にも
高級車にもきっぱりと別れを告げた。自転車生活が始まり、あっという間に出発の日になった。

退職の約四ヶ月前、大好きなロマンチック街道を、車でも電車でもなく歩いて踏破したいと漠然と思いつき、
旅の準備を始めた。

筆者を取り巻く人間模様が目まぐるしく変化する中、最初から最後まで手放しで本気で応援してくれる人たちとも出会った。そんなかけがえのない出会いも旅の醍醐味の一つ。

そして、準備段階でロマンチック街道観光協会とやりとりするうちに、その熱意が評価されて世界で唯一の「公認アンバサダー」を拝命することに。しかしその嬉しい肩書きと一緒に負ってしまった責任とは?

一人でただ無心に歩くつもりだった当初の予定と随分違った旅になってしまった。
旅が始まって二週間経った頃、そのことに気づいた時に筆者がとった行動は?

バーチャル旅を毎日配信することで、不思議なことが起こった。
一人旅だけど一人ではなかった?

旅は人生、人生は出会い。
では旅すること、とはどんなこと?

長く一人で旅をすると何が起こるのか、そして、旅が終わった時に筆者を待っていたことは?
「充実感、焦り、誇り、ほころび、嬉しさ、もどかしさ、疑問、そして決断。」
予想とは大きく異なる、でも納得する結末が訪れた。

試行錯誤しながら新たな旅の扉を開け、新たな決断をすることになった筆者が
旅人として次の一歩を踏み出すまでの外面と内面、両方の旅を
ドイツ・ロマンチック街道の魅力と一緒にたっぷり楽しんで頂きたい。

そして、次に旅の扉を開けるのは貴方かも。
旅は人生、人生は出会い。
貴方も心が震える旅、しませんか?

だから、さあ、旅に出よう。

旅の協賛:ドイツ・ロマンチック街道観光協会、ドイツ政府観光局、たくさんの方々

彼女は現地からのライブ配信等SNSでの登場回数も多いのでご存知の方も多いかもしれません。事実自分もそんなイベントで存在を知ったのがきっかけ。

ドイツ・ロマンティック街道・・・現在の旅の興味の対象そのものではないけれどかつては勉強したエリアだし、やはりこれも背景の経緯が面白い。旅ってやはりそういうもんなんですよね。ただ「行ってきました!楽しかった!」だけじゃない。(自分は通常過去のいい印象に対しては”愉しい”という字をあてます。)

最後はこれ。

アメリカ3大トレイルでも情報の少ないパシフィック・クレスト・トレイルについての旅行記。これを最近発見したことがこの記事を書こうと思ったきっかけにも。

初めまして、ダイスケです。

本書は、私が2022年に歩いたアメリカのロングトレイル:パシフィック・クレスト・トレイル(Pacific Crest Trail(以下、PCT))について書いたものです。PCTとは、アメリカ三大トレイルの一つで、総距離は約4,260kmにわたります。

トレイルはアメリカ西海岸に位置しており、カリフォルニア州、オレゴン州、ワシントン州の三州に跨っていますメキシコ国境をスタート地点とし、砂漠や山岳、森林などの厳しい環境を通過し、ゴール地点のカナダ国境まで歩いていきます。

このPCTを、私は150日かけて歩きました。大半が自然の中での生活なので、荷物はテントや寝袋、衣類、食料、水などを詰め込んだバックパックとウエストポーチだけです。

食料は基本的に立ち寄った町で調達します。食料を切らしたら、近くの町で再び食料を調達します。その繰り返しで歩き進みます。水に関しては、山水、川、沢、湖、池などから確保します。基本的に浄水器を使って水を飲みます。

よろしくお願いします。

歩いたの、2022年ですよ。
ナマですね。いいですね。
情報が入る、旅を想起させてくれるだけでも嬉しいのに。

電子ならともかくこの手の本、滅多に読めないしまたすぐに読めなくなってしまうでしょう。
残念ながら駄本が多いことも予想されます。

その中からこれはいい!愉しい!嬉しい!を出来るだけ、ライブラリーに蓄積していきたいと思います。

ボクも旅人ですからね。現役の。

それが意地ってもんです。

http://www.coldmountainstudy.com/
coldmountainstudy@gmail.com 

coldmountainstudy  店主:鳥越将路

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