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詩のような何か

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はずかしいやつ。 いつか意味がわかる時があるかもしれない
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#詩

のろまが人の手を引くな
勝手に一人で堕ちてゆけ
燃えよそして肥えとなれ
その上にこそ人が成る
哀れ弱き者どもよ
人は決して塵どもと
同じ目線に立ちはしない

おなか
2年前
1

死に向けて漕ぐ

実は、僕たちの船というのは、壊れているわけではない。 僕たちは自らの意志で一目散に、ただ…

おなか
1年前

進めや進めその道を
腹を抑えて痛みを堪え
命を踏みつけ進めや進め
嗚呼素晴らしき人生の行進
手を合わせては首を斬れ
遅れる者は捨てて行け
汗を流せよ人々よ
たとえ欺瞞に濁れども
光る雫は金の輝き
薔薇色の世は幸福の色
見えぬ横たう人々の
鮮血滴る道の色

おなか
2年前
4

海を知っているか。 そこには雨が降らない。雲がないからだ。 そこには波が立たない。風がな…

おなか
2年前
6

あの星を目指して

生まれた星を出て、とある別の星に辿り着いた。 そこは元居た星と違って、人が誰もいなかった…

おなか
2年前
4

野菜嫌いの虫のうた

「野菜を食べなきゃ大きくなれないよ」 誰もがそう言うこの世では、野菜を美味く食う方法を誰…

おなか
2年前
3

ひのとりとひとり

火の鳥の火、ひとりの人に、ひと握り 人の火、人の手にて灯り、ひとりでに果てり 火の鳥、人に映らず、火もまた映らず 人の火もまた映らず、また、人に移らず 火の鳥の火、人の手に移らざれば、ひとりでに果て、 ひとりの人に、火の鳥は映り、ひとりの人は、人に映らず 火の鳥とひとり、共にあり、火の鳥の火、ひと握り

「浄化」

誰もいない夜の雨の中
流れゆく水に
溶けてゆく心
行く先は下水
誤り汚水と混じれども
汚れゆく心は人知れず積り
遥か地表にまた雨が降る

おなか
3年前
3

日常

また思い出した、いちばん最低な日のこと。 いつまでも忘れられない先輩の目、 深い溜め息は夜…

おなか
3年前

し、あわせ

そのことに気づいてはいけない。 それを求めてさまよう人々の中で、 それをすでに持っているこ…

おなか
3年前
2

幸福な子ども

生まれる前に燃え尽きて 灰となり生まれる あとは風に吹かれて散りゆくのみ 誰かが集めて固め…

おなか
3年前
2

ふつうのゾンビ

今日もお腹を満たすために 死んだ僕らが生きるために 誰かの肉に食らいつき、誰かの血を啜り…

おなか
3年前
2

びょうき 3

それは今や誰もが知る病気である つらく、苦しく、症状により死に至る恐ろしい病気である 誰…

おなか
4年前
4

一息ごとに胸が軋んでも、 歩けと背中を押しますか 優しい朝日で目が潰れても、 あなたは起こしてくれますか あなたの言葉で死ぬとしても、 あなたは言ってくれますか 生きろ 希望はある。と すてきな日々を続けることに 断ち切る時の痛みがあったら どちらかひとつを選べますか あなたは答えを知っていますか 答えはどこかにありますか