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手塚治虫さんのブラックジャックが好きだった
ブラックジャックを読んだのは小学生の時です。父親が大人買いしてきた本を読み始めたらあまりの面白さに夢中になりました。中でも記憶に残る回は、椎茸先生が出てくるお話です。椎茸先生はとある総合病院で長くお勤めですがあまり目立たず、次期院長を決める場面でも誰も気にかけてもらえず蚊帳の外というものです。そんな椎茸先生は、とある路上で緊急の処置を見事な迅速さで対応するのですが、それをブラックジャックが一部始
もっとみる同調圧力 〜日本社会はなぜ息苦しいのか〜
鴻上尚史 佐藤直樹 著 講談社現代新書
小さい頃から漠然と、集団で何かをするのが苦手、と言うか嫌いだと感じていた。
だけど周囲に合わせられない者は落ちこぼれ、将来社会に出て困るなどという雰囲気の中、必死にうまくやろうとしてきた。
だから息苦しかった。
しかしそこにはそれを息苦しいと感じることさえはばかられるような雰囲気があった…
これこそまさに同調圧力だったんだなぁ…
その頃に、同調