シブサワ・レター4月号
今月は、日本銀行が保有している、株式ETFを以下に市場に戻すかについてです。
異次元緩和で、日本銀行による株式ETFの保有が行われてきました。
でもその株式ETFをどうするかという話を目にしたことはありません。
もちろん、買っている最中に売る話をするのもおかしい気がするので、それはそれで納得のいくところです。
でも、価値に比べて割高感がある中で売れば、それを掴みに行ったひとたちを貶めるような感じになってしまうと思うし、あまりにも巨大化した日本銀行保有ETFは、市場の行方を大きく左右してしまうことになりかねないとの懸念があります。
なるほど。
株主として、企業価値を上げさせる。
それはもちろん、企業価値の向上。
このことにより、保有しているETFの更なる価格の向上につながる。
いろいろな考え方が出来そうです。
現状に対して、とても前向きな案だと感じます。
それが、未来世代への贈り物として残せる。
先送りばかりして、借金を作り続けてきた感がある我々の世代のひとり大賛成です。
「渋沢栄一の『論語と算盤』を今、考える」
最後に「渋沢栄一の『論語と算盤』を今、考える」より。
日本の富は、これまでに生きてきた国民が作り、現在のわたしたちが引き継いでいるもの。
そして未来の日本国民のものでもあります。
『現在世代の国民に限るということではなく、民主主義では声を上げられない未来世代へのものでもあり、出口戦略を実践するのは、トップの決断でしかできないことでありましょう。』
そうまとめていますが、まさにその通りです。
健さんにも、ぜひ後押しをお願いしたいところです。
政治家は、政治に対してより真剣に取り組むことをお願いしたいですね。
政治家ひとりひとりには、それぞれに熱い志があるに違いありません。
志に共感して、わたしたちの投票は行われます。
個人の意思の塊が、日本を動かす原動力であってほしいと思います。
5月12日日曜。
コモンズ投信のコモンズフェスタ15周年イベント
~投資は未来を信じる力~
渋澤健さんにお会い出来るチャンスです。
詳しいこと、申し込みはこちらから。
では。