コモンズ30ファンドの月次報告~わたしの読み方・2024年8月運用分~
コモンズレター
待ってました。
今月も #コモンズ投信 、 #コモンズ30ファンド の #コモンズレター 8月運用分の #月次レポート が公開されました。
わたしがどんな読み方をしているのか、皆さんもぜひ体験してください。
渋澤と伊井の想い
今号は会長の渋澤さんからのメッセージです。
『人への投資と企業価値への投資』がテーマです。
『価値の創造』という記述をしていますね。
例えば会社は、得意分野を活かして商品やサービスを開発・提供をすることで、課題の解決に向けて動き、成果をあげることで会社の価値向上を目指すものと理解していました。
向上ではなく創造と書かれたあたり、健さんらしさじゃないかと感じています。
いずれにしても、会社の価値は維持することも大事ですが、そこに創造も加えることは、莫大なパワーが必要だと思います。
でもそこを惜しまずチャレンジする会社に投資をしたいなと思います。
運用状況
ヤマトホールディングスの全売却が大きなニュースです。
ショックなことですが、投資委員会の判断。
全売却の理由は、下記のように書かれています。
全売却の理由が、丁寧に説明されています。
ヤマトの労働・給与問題、サービスの問題などいろいろと賑わすニュースも聞いてきました。
とはいえ、身近なインフラとなった宅配は、ヤマトの奮闘のおかげです。
配達担当の方や営業所の方の対応には、ありがたいこともたくさんあります。
今後の予想外の変化に期待したいですね。
対話を続けてきたとの記載があります。
具体的にどんな対話が行われたことは書かれていませんので、例えばセミナーなどで直接質問してみてはどうでしょうか。
どんなふうに答えてくれるのか。
顔の見える投資信託の醍醐味だと思います。
今月のピック!
3名のシニア・アナリスト、アナリストがそれぞれの会社について取り上げています。
よく読むと個性が出てますよ。
見比べると面白いかもしれませんよ。
わたしの偏った目で見ていること、ご容赦ください。
KADOKAWA
こちらはシニア・アナリストの上野さんが担当です。
大規模サイバー攻撃によるシステム障害影響および2025年3月期通期業績見 通しを発表業績見通しの発表に対する影響と今後の見込みについて書かれていますね。
そうか、そんなことがあったのか。
電子書籍、アニメ、ゲームなどの成長事業領域の好調さに注目されていますね。
成長事業領域でマイナス領域をカバーする。
電子書籍、アニメ、ゲームってすごい分野なんですね。
淡々と分析されている印象を受けます。
日東電工
日東電工はアナリストの古川さんが担当です。
こちらも第1四半期決算発表のことを中心に書かれています。
注意点が書かれている内容です。
株式市場は未来を見ているんですね。
数字に惑わされないことも大切なことですよね。
わかりやすく書かれているなって感じました。
資生堂
資生堂はシニア・アナリストの原嶋さんの担当です。
こちらも第二四半期決算について書かれています。
悪いことが重なったっということでしょうか。
適正な事業ポートフォリオに向けた、事業構造改革プランを発表するとのこと。
来年1月にCEO就任の藤原社長への期待が現れていますね。
推しなんでしょうか。
期待しちゃいます。
個々のシニア・アナリスト、アナリストとの対話の機会もありますので、セミナーやイベントなどで直接話をしてみると、レポートの印象が変わるかもしれませんよ。
こどもトラストセミナー
子どもトラストセミナー、「【空気の価値化!?】ダイキンで空気について考えよう!」について書かれています。
子どもたちが【空気の価値化】について、実証実験を通して学び、いろいろと感じた様子が伝わってきます。
わたしも感じたかったな。
コモンズSEEDCapからのお知らせ
いよいよコモンズ社会起業家フォーラムが近づいてきました。
今年は10月6日日曜。
場所は一昨年までの文京学院大学 本郷キャンパス 仁愛ホールに戻ります。
忘れないうちに申し込んじゃいましょう。
9月26日開催の【コモンズSEEDCap歴代の先輩を掘り下げよう企画 vol.2!】も気になるところです。
今号も楽しいレターでした。
YouTubeで配信されている、月次運用報告の動画もご参考に。
アーカイブでも見られますし、ありがたいです。
では。