YAMAP
登山のことをやっている会社だとは思っていました。
YAMAPという名前から。
アプリをダウンロードして会員登録したのは、鉄道会社が主催するウォーキングイベントで、アプリの使用を推奨していたからじゃないかと思います。
随分と前の話で、はっきりと覚えているわけではないのですが。
流域地図
YAMAPのホームページを見ていて、『流域地図はなぜ生まれたのか』というコンテンツに辿り着きました。
実際に流域地図を見ましたが、なかなか興味深いです。
流域
流域という考え方には、腑に落ちる点がいくつもあります。
技術の発達に伴い、導水が容易になりましたが、流域は同じ水を共用する仲間と考えられます。
YAMAPのコンテンツにも記載されています。
土砂災害、水害とも関連する流域地図です。
大雨が降った場合、知らない土地にいても流域地図で水の出方がわかりますし、自分のいる場所の安全性を可視化することが出来ると思います。
春山さんのnote投稿
代表取締役である春山さんは、流域地図のリリース後にnoteで投稿されています。
思想とツールの融合。
慶応大学名誉教授の岸さんが提唱されている流域思想については、こちらに記載がありました。
ダムや堤防の強化は大事ですが、限界があります。
無限に作れるものでないし、当然建設費用も発生するし、建設の影響を受けるひとがいます。
流域全体で流域の安全を考える。
局所的な地下ダムなどの建設も手段のひとつですが、流域全体で治水・環境保全を考えることが土砂災害、水害への強力な対策になるという話は、腑に落ちる話です。
ツールはこれからの開発で、益々便利になり、有益なものになるに違いありません。
それを活用するわたしたちも、流域思考を学び、流域の下流域、中流域、上流域のそれぞれのひとたちが流域全体の方を思いやり、水を利用していく、自然を保全していくことことがいいんじゃないかと思っているところです。
では。