無人駅の芸術祭/大井川2024を公共交通で巡ろう(私案)
UNMANNED無人駅の芸術祭/大井川2024
UNMANNED無人駅の芸術祭/大井川2024は2024年2月10日土曜に開幕して、3月17日の日曜までの開催だそうです。
そもそも公共交通ってなんだろう、なんて思うところはあるわけですが、ここでは、自動車、貸し切りバスなどを除く、乗降時に料金を支払う乗り物を公共交通と定義します。
実際は車を使って自分のペースで回るのも良し、芸術祭オフィシャルアート周遊バスを使ってガイドしてもらうのも良し。
最適な手段を使って楽しんだらいいと思います。
無人駅の芸術祭を公共交通で巡るにはどうしたらいいのかな。
そんなわけで、勝手にプランを組んでみようと思います。
特に抜里内は徒歩が主な手段ですので、歩きやすい靴で。
大井川流域、公共交通の現状
プランを組む前に、大井川流域の公共交通の現状について。
大井川鐡道のほかに、公共系バスと民鉄系バスがあります。
各機関の時刻表も掲載されていますのでご参考に。
大井川鐡道
まず、無人駅の芸術祭/大井川の指す無人駅がある大井川鐡道大井川本線は、JR東海との乗換駅である金谷(かなや)駅から、川根温泉笹間渡(かわねおんせんささまど)駅の間が運転されています。
有料料金が必要な列車や、運転日が限定された列車がありますので注意してくださいね。
また、川根温泉笹間渡駅から千頭(せんず)駅間は2022年9月の台風15号の影響により運休中です。
川根本町町営バスをご利用下さい。
川根本町町営バス(家山-千頭)
運休中の大井川鐡道大井川本線の代わりは、川根本町町営バスが担っています。
島田市コミュニティバス
島田市街から家山まで、島田市街から川越川会所、金谷・新金谷駅から日切駅などへは、コミュニティバスの利用が考えられます。
平日のみ運転の便がありますので、要注意です。
しずてつジャストライン
島田市街と新金谷・金谷を結ぶ路線で、川越の川会所付近に行く際の利用が考えられます。
平日のみ運転。
さて考えよう
さてと。
さすがにこの公共交通の現状では、一日で全部またはほぼ全部の作品を楽しむことは難しそうです。
そんなわけで日帰りと一泊二日で複数案を考えてみることにしました。
なお、SLや臨時列車が運転される土日祝日を基本に検討しています。
日帰りで楽しむ
A案(大井川の流れを楽しみたい←川根本町までガッツリ)
金谷駅(0736発)-大井川鐡道・普通→(08:08着)家山駅(0825発)-川根本町町営バス→(0909着)青部駅→徒歩8分→逢おうの丘【28遡及空間】→集落散策・青部駅見学など→青部駅(1101発)-川根本町町営バス→(1118着)島田掛川信用金庫前-徒歩5分弱→三ツ星小学校【30あかりのありか《〇|》】昼食など※隣のバス停:四季の里までの間にもいくつかお店があります→島田掛川信用金庫前(1343発)【四季の里(1345発)三ツ星小学校から四季の里までは徒歩20分弱です。】-川根本町町営バス→(14:10着)家山駅-徒歩30分→抜里各所【屋内作品を16時までに楽しんで、屋外作品はその後にゆっくりと】→抜里駅(1825発)-大井川鐡道・普通→(1901着)金谷駅
青部駅も無人駅。雰囲気がよい駅ですよ。
B案(川根本町は残念ながら断念)
金谷駅(0836発)-大井川鐡道・臨時準急【運転日は土日祝日のみ】→(0841着)新金谷駅-徒歩25分→(0910頃着)代官町駅【04無人駅文庫_代官町】(0920頃発)-徒歩50分→(1010頃着)川越川会所【03川越・渡る願い】(1020頃発)-徒歩35分→(1055頃着)新金谷駅(1102発)-大井川鐡道・普通→(1136着)抜里駅-徒歩20分(通常12分)【茶畑に見える作品を見ながらインフォメーションのあるヌクリハウスを訪れて、引き続き抜里を楽しむ】-徒歩35分→家山駅(1600発)-大井川鐡道・快速急行→(1625着)新金谷駅(1626発)-大井川鐡道・→(1630着)金谷駅
新金谷駅(1102発)をSL急行かわね路1号に変更するのも手です。家山1224着でそこから徒歩約35分でインフォメーションのあるヌクリハウスに着きます。
帰路についても、約1時間早めることで、家山駅1459発のSL急行かわね路14号に乗ることが出来ます。
ただし、SL急行は予約が必要ですし、運転日の確認が必要です。
C案(芸術祭オフィシャルガイドツアーに参加する)
金谷駅(0908発)-大井川鐡道・普通→(0912着)新金谷駅(0930発)-大井川鐡道・SL急行南アルプス1号【要予約・運転日注意】→(0958着)家山駅-徒歩35分→【ヌクリハウス・要予約の芸術祭オフィシャルガイドツアー(ウォーキング)1100から約1時間・・・その後、更に抜里を楽しむ】-徒歩35分→家山駅(1600発)-大井川鐡道・快速急行→(1625着)新金谷駅(1626発)-大井川鐡道・普通→(1630着)金谷駅
こちらも帰路については、約1時間早めることで、家山駅1459発のSL急行かわね路14号に乗ることが出来ます。
ただし、SL急行は予約が必要ですし、運転日の確認が必要です。
一泊二日で楽しむ
A案(川根本町に泊まる)
日帰りA案にB案を追加する感じで考えてみました。
結構歩く感じになっちゃいましたので、一部でタクシーを使うという手もありかもしれませんね。
[1日目]
金谷駅(0836発)-大井川鐡道・臨時準急【運転日は土日祝日のみ】→(0841着)新金谷駅-徒歩25分→(0910頃着)代官町駅【04無人駅文庫_代官町】(0920頃発)-徒歩50分→(1010頃着)川会所【03川越・渡る願い】(1020頃発)-徒歩35分→(1055頃着)新金谷駅(1102発)-大井川鐡道・普通→(1133着)家山駅(1155発)-川根本町町営バス→(1222着)島田掛川信用金庫前-徒歩5分弱→三ツ星小学校【30あかりのありか《〇|》】昼食など※島田掛川信用金庫からひとつ家山寄りのバス停が、四季の里バス停。そこから三ツ星小学校までの間にいくつかお店がありますので、そこでお昼を食べるのも手です。徒歩20分弱です。-徒歩5分弱→島田掛川信用金庫前(1452発)-川根本町町営バス→(1509着)青部駅→徒歩8分→逢おう丘【28遡及空間】→集落散策・青部駅見学など→青部駅
宿泊:青部に農家民宿がありますし、更に大井川を千頭、寸又峡温泉、接阻峡などにも宿があります。
川根本町の農家民宿のサイトを貼っておきます。
[2日目]
7時半頃発のバスに乗ると選択肢が広がりますが、現実的なこの時間で。
青部駅(1101発)《千頭駅だと1055発》-(1145着)家山駅-徒歩35分→【茶畑に見える作品を見ながらインフォメーションのあるヌクリハウスを訪れて、引き続き抜里を楽しむ】-徒歩35分→家山駅(1600発)-大井川鐡道・快速急行→(1625着)新金谷駅(1626発)-大井川鐡道・普通→(1630着)金谷駅
ちょっと選択肢がなくて、行程表は寂しく見えますが、抜里には多くの作品がありますし、歩いて巡る、お弁当を食べて一服して巡るとあっという間に帰りの時間になってしまいそうです。
B案(島田(または掛川など)に泊まる)
日帰りA案+日帰りB案で、計2日間大井川流域を旅してはいかがでしょうか。
島田駅前にもホテルはありますし、掛川駅周辺にはホテルも多いです。
C案(芸術祭オフィシャルガイドツアーに参加し川根本町に泊まる)
[1日目]
金谷駅(0908発)-大井川鐡道・普通→(0912着)新金谷駅(0930発)-大井川鐡道・SL急行南アルプス1号【要予約・運転日注意】→(0958着)家山駅-徒歩35分→【ヌクリハウス・要予約の芸術祭オフィシャルガイドツアー(ウォーキング)1100から約1時間・・・その後、更に抜里を楽しむ】-徒歩35分→家山駅(1425発)-川根本町町営バス→(1509着)青部駅→徒歩8分→逢おう丘【28遡及空間】→集落散策・青部駅見学など→青部駅
[2日目]
青部駅(1101発)《千頭駅だと1055発》-(1118着)島田掛川信用金庫前-徒歩5分弱→三ツ星小学校【30あかりのありか《〇|》】昼食など※隣のバス停:四季の里までの間にもいくつかお店があります→島田掛川信用金庫前(1343発)【四季の里(1345発)三ツ星小学校から四季の里までは徒歩20分弱です。】-川根本町町営バス→(1410着)家山駅(1459発)-SL急行かわね路14号→(1527着)新金谷-徒歩35分→(1600頃着)川会所【03川越・渡る願い】-徒歩30分→島田駅【01土纏~tsuchi.matou~】外からでも見えるんじゃないかな?
おわりに
私案ですので、もっといい案が見つかるかもしれませんし、各案を組み合わせることで、行きたい作品に行っていただけるといいなと思います。
特に日帰りですと、オフィシャルツアーに乗ろうと思うと、抜里に行く手段が絞られます。
公共交通が細るのは、わたしの旅も難しくするってことを感じております。
昨年のプランはこんな感じでした。
みなさま、お楽しみください。
抜里でお会いしましょう。
では。