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第24回全日本パラ・パワーリフティング選手権大会を観戦・応援しました

はじめに

以前に気になるイベントとして投稿した、第24回全日本パラ・パワーリフティング選手権大会を観戦しました。
選手ひとりひとりが自分との闘いをする。
初めての観戦でしたが、わたしもアツく応援出来ました。

出場選手紹介

場所は東京・築地本願寺の第二伝道館です。
出場選手はこちらの皆さんです。

1日目の出場選手
2日目の出場選手

一度でもお会いして話をしたことがある選手の方たち、結構多くの方が出ていたこともあると思います。
より身近に感じられることは、応援したくなる、推したくなるにつながりますね。

やってるやってる

わたしは8月に体験する機会がありまして、その際に今回出場の選手の何名かにも話が出来ました。

選手紹介の前に、観戦、応援の仕方の説明がありました。
慣れないわたしにはホントありがたかったです。
どこで応援、声援をすべきか。
バーベルを胸の近くにもってくるまでは、静かに見守る時間。
その後、持ち上げるときが思い切り声援を送るタイミングです。

応援グッズ

選手紹介

セッションごとに、選手紹介がありました。
試技の前のセレモニー。
皆さん、笑顔で壇上にあがっていましたが、どこか緊張感が伝わってくるようです。
観戦しているわたしの方が緊張していたのかもしれませんけど。

選手紹介

試技

試技に与えられた時間は120秒。
壇上に上がり、「車いす」から「ベンチプレス台」に移ります。

ベンチプレス台へ

ここからは各選手により異なるのですが、必要な選手は、足をベンチプレス台に固定するストラップを巻きつけます。
ストラップは2本まで認められているものですが、1本だけしか巻かなかったり、しっかり固定する選手や遊びを持たせる選手など、それぞれに合ったやり方を採用しているようです。

桐生さん
がっちり固定
光瀬さんは、遊びを持たせて
自分で固定するひと、トレーナーが固定するひと
様々です

参考に。

その後、リストラップを巻き直すのは、気持ちを切り替えるルーティーンなのかなと思って観戦していました。
リストラップの巻き直しも、選手によって様々。
ひとつひとつの準備を見比べるのも面白かったですよ。

リストラップをとめて、いざ!

そして身体の位置を調整し、気持ちを高めながらバーベルに手をかけているように見えました。
この後一旦のけぞるような選手がいたことが印象的です。

そして持ち上げて静止し、胸までおろすところまで、選手の呼吸が聞こえてきそうなほど、会場内は静かになります。

会場が静まり、緊張の一瞬

そして持ち上げだすと、会場内は一転して拍手と歓声で震える感じです。

歓声、声援のなかで一気に

次に会場に来るのは、さらに大きな拍手と歓声。
すっと上げることが出来た選手、残念な結果に終わった選手、際どい結果の選手のそれぞれに。

アクションの大きな選手、控え目に静かに車いすに乗る選手。
どんなことを思いながら車いすに乗るのだろうかと思って見ていました。
残念な結果に終わった選手も、悔しさを含ませながらの笑顔。
なんだか涙が出そうでした。

退場

大きなアクションだったり、控え目に静かに戻る選手がいたり。
選手によって違いはありますが、みなさん、笑顔で退場する姿が印象的でした。
観客や応援に訪れた家族と思われるひとに手を降ったり。
結果に係わらず、大きな拍手が鳴り響きました。

特別試技

東京2020パラリンピック後のルール改正で・・・

※新記録を狙う目的で、特別試技として4回目に挑むことができ、4回目の挑戦も記録として残り、順位に反映されることになりました。

NPO法人日本パラ・パワーリフティング連盟ホームページより

わたしは、幸運なことに3回も特別試技を見ることが出来ました。

田中秩加香さん、奥山一輝さん、光瀬智洋さん。

特に田中秩加香さんは、自分の試技(日本新記録!)が終わった直後の特別試技。
限られた時間の中で、次の試技に気持ちを持っていく様子が、とてもかっこよかったです。

それまでは拍手で応援していましたが、思わず声が出ちゃいました。

表彰式

第4セッション

表彰式はこんな感じで盛り上がりました。

第5・6セッション

第5・6セッションは続けての表彰式で、より盛り上がりました。
奥村さんのインタビューでは、感極まって、涙声。
こちらも貰い涙。

貰い涙

最優秀選手

最優秀選手は田中秩加香さんと光瀬智洋さん。

女子:(79Kg級)田中秩加香さん 記録:95Kg(日本新)
男子:(59Kg級)光瀬智洋さん  記録:157Kg(日本新)

日本新を更新したばかりの表彰式でしたので、わたしもテンション上がりました。

最優秀選手のおふたり

おわりに

パラスポーツを見ていて思うこと。
それは、自分に出来ることをやることであり、そこにベストを尽くすことなんじゃないかと思います。
パラスポーツ選手の活躍に元気を貰えますし、たくさんの学びがあります。
具体的な話はまとまらないけど、パラスポーツはわたしのお手本じゃないかと思っています。

来年はパラリンピック開催年です。
応援にも熱が入りそうです。
そして、また観戦、応援に行きたいと思います。

みなさん、ありがとうございます

では。

関心を持ってくれてありがとうございます。 いただいたサポートは、取材のために使わせていただきます。 わたしも普段からあちらこちらにサポートさせてもらっています。 サポートはしてもしてもらっても気持ちが嬉しいですよね。 よろしくお願いしますね。