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名画座で映画を見てみた
11月の始め、兵庫区・湊川にある、パルシネマしんこうえんへ行ってきた。
俗に言う「名画座」という、古今東西の映画を洋画邦画問わず放映している映画館。ミニシアターともいうらしい。
「行ってみたいけど行ったことない」ランキング上位にいたパルシネマ。
それがこの秋、「紅の豚」と「アメリ」を放映すると聞きつけた。
『デリカテッセン』『ロスト・チルドレン』で知られるジャン=ピエール・ジュネ監督が、パリ・モンマルトルの街で夢見がちに生きる若い女性の軽やかな日常を描いた、ポップなヒロイン・ムービー。
魔法で豚の姿になった賞金稼ぎの飛行艇乗りポルコ・ロッソは空賊マンマユート団と小競り合いを続けていた。その空中戦や、ジーナとの愛のゆくえ、飛行艇の修理代金とカーチスとの結婚を賭けた少女フィオとの絡みを描いた長編アニメ映画。
アメリは高校か大学の時に1度見て面白かったなという記憶はあるのに、内容をあんまり覚えていない。
紅の豚は父が好きでよく見ていたのに、最初と最後しか覚えていないので(いつも途中で飽きている)映画館で集中して見たいなと思った。
これは行ってみるしかない。
いざ!パルシネマへ!
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パルシネマでは
〇朝夜の1本のみの朝パル・夜パル(各1000円)
〇昼間に2作品を何度か上映するうち2回分見れる2本立て(1300円)
のシステムが取られている。
アメリと紅の豚は昼間の2作品。
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11:00頃の開場に合わせて到着したのに、既にたくさんのお客さんが待っていた。
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館内はいい感じの広さ。(いい感じとは?)
想像より座席数があるなと思った。外で待つ人がたくさんいたので、これは座席パンパンか?と思ったけどそんなことはなく、両隣を空けて座れるほどの余裕があった。
でもシネコンのように階段状ではないので、前に大きな人が座ると前が見にくい。でもこれもミニシアターの醍醐味かな〜なんて思った。(前の人がそんなに大きくなかったからこんなことが言える笑)
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1本目は紅の豚。
子どもの頃、TSUTAYAで、私が千と千尋の神隠しを借りる隣で父が借りていた紅の豚。
まさか映画館で見れることがあるなんて、嬉しさでいっぱいだった。ジブリは1度放映後は再度の上映をすることを辞めているので、今回のことは特別なことだったらしい。
テレビで放送されるのも毎回見ているつもりだったんだけど、何回見ても中盤の流れがあやふやだったので、この日は目に焼きつけるつもりで見た。
前に飛行機に乗った時、雲の上に飛行機が上がって外を見ると、何故か既視感があった。高校の修学旅行で乗った時の記憶か?と思ったけど、マルコの回想で飛行艇が雲の上に上がっていくあのシーンだなって今回見てわかった。
2本目はアメリ。
アメリは、世界観が好きだ〜と思った。アメリの習慣だったり悪戯だったりのセンスも心くすぐられたし、人との交流で恋をしたり成長していくアメリが愛しくてすごく応援したくなった。
海外旅行に興味のない私だけど、フランスは比較的行ってみたい国だ。「のだめカンタービレ」で千秋とのだめはパリに住んでいたし、高校の授業で世界史の先生が大好きだと言っていて印象に残ったサモトラケのニケがあるのもルーブル美術館。アメリも改めて大好きだなあと思ったので、聖地巡礼に追加(笑)いつか行ってみたいなあ。
ちなみにアメリは、帰ってからアマプラでもう1回見直した。やっぱり映画館で見た方が良かった!笑
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パルシネマで映画を見て、これはいいなと思ったことがある。
映画前に流れる予告編がパルシネマオリジナルだったのだ。
普段シネコンしか見に行かないので、映画の予告と、映画泥棒やら協賛会社のCMなどしか見たことがなかった。
映画祭期間中だったのもあるけど、スタッフの方が映画館の上でトランペットを吹いている映像があったり、紅の豚の前にスタッフの方が上映の経緯を説明をされていたりアットホームさを感じた。とても良い。
私の生活圏から少し離れていたので行く機会がなかったパルシネマは、行ってみて無事好きな映画館にランクインした。神戸にはまだ他にもミニシアターがあるので行ってみたいし、パルシネマにもまた行きたい!