ヴィーガン食3つ。これだけは抑えておきたい3点事項
肉の代わりに大豆食品
魚の代わりにクルミ
体調くずしそうならビタミンB12サプリメント
大豆食品はそれに含まれるイソフラボン(エストロゲン)が体質に合う合わないがある。女性ホルモンと似たそれが体内で作用するとき、基本的には免疫力を高める作用があるものの、免疫が誤作動する体質の人にとってはアレルギーを悪化させたり、ホルモンに関連した作用なのか女性特有の病気(子宮がん)を成長させやすい等の問題。大豆は必要な栄養素が豊富であるものの食して違和感を感じる者は、無理して食べる程の重要性はない。厚労省の見解についても大豆は有益であるが必須ではないとしている
くるみ
オメガ3脂質系をバランス良くも多く含む。オメガ3食品はもはやこれしかないといえる程。他のナッツ類(ピーナッツやアーモンド等もろもろナッツ)にはほぼ無いに等しい。まるでヴィーガンの為に存在しているかのような奇跡の食べ物
クルミのような脂質バランスは体内で魚の主要な栄養素、EPADHA系の脂肪酸へも変換される。それらは生命にとって必要不可欠であり、それが現状クルミでしか得られないというのは栄養学問的にいってどういう超常現象なのか。UFOから宇宙人が降臨してくるくらいに異常なこと。蛋白質ミネラルビタミンも豊富につき、大豆食が無理ならばクルミ一択で良いくらいの存在感。一応オメガ3はチアシードや亜麻仁油等にも豊富に含まれるが、それらは食品としては食べにくいし味も悪い。それら健康マニア食品はスルーしていい。
クルミは稀にえぐみの強いものがある。それは毒性なので食べないように。水にさらして毒を抜いたりする必要がある
毒性といえば魚にも
魚には水銀やマイクロプラスチック等の毒性あるので注意。野菜のアクと魚の成分と唾液が混ざるとガン因子の成分も生成されるともいう。魚を食べる主要な生き物が魚なので、デンプン分解酵素を持った異種族の唾液成分は許容されない構造があるのかもしれない。
ビタミンB12
ビタミンB12は土壌細菌が生成し、食品には殆んど含まれない。遥か昔、牛等の草食動物はそれを取り込み体内で飼う事によってビタミンB12が得られ、それを現代人は草食動物を通じて得ているが、本来は人間も牛のようにある程度土から得ていた。人口が少ない時代は土壌に豊富に含まれる栄養を作物が多く取り込んでいたし、うっかり土がついた手を舐めてしまったり食べてしまったりでビタミンB12を得ていた
厚労省によると、現代人はヴィーガンでなくともビタミンB12は必要量の半分も満たせてないという。恐らく半世紀の間に人口や畜産動物が倍増した件で作物に取り込まれるビタミンB12濃度が半減している。牛たち畜産動物が食べる餌についても、土壌細菌が適合しやすい草よりもトウモロコシや大豆等のハイカロリー穀物が多くの比重を占めるようになり、ビタミンB12を十分に体内に貯められなくなっている。ハイカロリー餌にについては牛を早くに成長させ、早く出荷させるからだろうが、それは養豚も同じである。ビタミンB12が不足豚に添加物としてサプリ的に与える農家もあるらしい。鶏は不明。品種改良されまっくった鶏(ブロイラー)は40~50日で出荷されてしまうのでビタミンB12欠乏症が悪化する前に屠殺されているのかもしれない。
鶏の先祖の野鳥は海で魚を取る事をしていたので、魚からビタミンB12を取り込めるし、また鳥は、まるのみ消化システム(石飲み込み体内で歯の代わりとする)が、石を食うに際して土も一緒にビタミンB12をも取り込むのかもしれない。
ビタミンB12はヴィーガンにおいて圧倒的に不足するのでサプリメント等からの供給が必須となるが、ヴィーガンやってる大半はその知識がないままにヴィーカニズムを布教してたりする。
豆知識
大豆のアミノ酸含有率は肉に負けているが、負けているポイントは毛を生み出すメチオニン成分である。寒さをしのぐ野生動物ならともかく、人間は服があるし、毛を重要としないのであれば大豆からのアミノ酸で十分といえる。
大豆の問題とされるエストロゲン(イソフラボン)(女性ホルモンのような物質)については発酵すると割合多く減少するとされる。発酵大豆は、納豆、味噌、テンペ、発酵豆腐(沖縄の郷土料理)臭豆腐(中国の発酵豆腐)
発酵食の微生物は動物性につき悪玉菌の餌にもなりやすい。悪玉優勢の体質の人にとっては消化の良い食品だとしてもマイナスに作用することがあるそうで、たとえばアザーラは納豆を食べるとおならの量が増えたり便秘になったりする事が良くある。
おからはイソフラボン(エストロゲン)が殆んど抜けているらしい。
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