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2023名古屋・岐阜旅行(27) 岐阜かがみはら航空宇宙博物館(9) 自衛隊戦闘機F104J

2023年8月11日(金)
岐阜かがみはら航空宇宙博物館
「戦後の航空機開発」コーナー

ロッキード/三菱 F-104J 要撃戦闘機
日本で初めて生産された「超音速」のジェット戦闘機です。1960年代の最も速く、最も高く飛べる超音速戦闘機としてアメリカで開発され、「最後の有人戦闘機」と呼ばれました。

日本では、三菱董工業が1961年から1967年まで230機をライセンス生産、前部体と尾部は各務原で製造されました。本機の製造を経験したことで、日本の航空機産業の技術や設備の水準は大きく向上しました。

展示の36-8515号機は、航空自衛隊の第83航空隊(那覇基地)に所属した後、年から約1年、岐阜基地の航空実験団(現:飛行開発実験団)に所属しました。


一昨日2022年7月に、航空自衛隊浜松広報館 エアーパークを訪れたときに、F-104Jを撮影しました。


マクドネル・ダグラス/三菱F-4EJ改 戦闘機
大柄の機体に強力なエンジンを2基装備し、運動性・上昇分・加速性に使れた戦闘機で、F-4ファントムIIは世界12カ国で約5,200機が運用されました。
日本ではF-104Jに続く航空自衛隊の要撃戦闘機として、アメリカ空軍のF-4Eを基本にしたEJ型が採用され、三菱重工業が1971年から1981年まで11機をノックダウン生産、127機をライセンス生産しました。このうち主翼・後部胴体・尾翼は各務原で製造されました。
展示の07-8431号機は、レーダーや電子装備を近代化し防空能力を向上させたF-4EJの試改修1号機で、1985年に岐阜基地で実用試験が行われました。







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